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日本株展望

日経平均は過熱?売るべき?--テクニカル分析が示唆するもの

ZDNet Japan Staff

2020-11-19 11:24

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. テクニカル指標を見る場合は曇った目で見てはいけない
  2. 逆張り指標は短期的な投資判断にはあまり役に立たない
  3. 「13週移動平均からの乖離(かいり)率」で見ると日経平均に「やや過熱感」
  4. 乖離率10%前後では反転のサインと判断できない
  5. 日経平均インデックスファンド保有が大き過ぎるならば少し売るのも一法

 これら5点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

 日経平均は17日に2万6014円と2万6000円台に乗せたが、上昇スピードの速さに警戒感が出て18日は反落して286円安の2万5728円となった。

 新型コロナワクチン開発の進展、世界景気の回復期待を背景に世界的な株高が進んできたが、「先行きにまだ不透明感が強い中、株高のスピードが速過ぎる」との見方も出ている。そこで今回は日経平均のテクニカル分析から日経平均が過熱しているか否か、筆者の判断をお伝えすることとする。

テクニカル指標を見る場合は曇った目で見てはいけない

 今回はテクニカル分析だけから日経平均の「過熱度」を分析する。ファンダメンタルズ(景気・企業業績)の話は一切しない。というのは、テクニカル分析はとても役に立つのに多くの投資家はそれを「曇った目」で見るために生かし切れていないからだ。

 あるバイオ株が急騰した後に急落し、テクニカル分析で売りシグナルが出ても「人類の未来を変える素晴らしい企業だ」と思い込んでいる人には、テクニカル分析の警鐘が響かない。逆に安値圏で出来高が細っているバイオ株が突然出来高を伴って急騰し、テクニカルに買いシグナルが出ても「どうせバブルだ」と思い込んでいる人には投資機会が目に入らない。

 日経平均のテクニカル分析をするときは一切先入観を持つべきでない。「2021年世界景気の回復が加速する」と思い込んでいると、どんなテクニカル指標を見ても「まだまだ行ける」と見えてしまう。逆に「どうせ株はバブル」と思っていると、どんなテクニカル指標を見ても「ほら、やっぱり売り」としか見えない。

 今回はファンダメンタルズの話は一切無しにして、純粋にテクニカル指標だけ見よう。テクニカル指標だけ見た時に得られるインプリケーション(示唆)が何であるか、それだけを考える。

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