みずほフィナンシャルグループは、ヌーラボが提供するプロジェクト管理ツール「Backlog」を導入した。
Backlogは、タスク管理やWikiなど情報共有に関する豊富な機能や、直感的に操作が可能なインターフェースなどを特徴としており、現在、SaaS版とインストール版の2つの形態で提供されている。さまざまな業種、職種、シーンでの導入実績がある。
みずほフィナンシャルグループでは、グループ内複数社の社員で構成されたクラウド専門組織「CCoE」(Cloud Center of Excellence)を設置し、クラウド活用を推進している。Backlogは、CCoEタスクとその進行管理、CCoE内で用いるファイルの共有など総合的な管理ツールとして活用することになった。
例えば、ファイル共有については、これまでグループ内の各社が異なるファイルサーバーを利用していたため、会社をまたぐワーキンググループとしてどのサーバーを使うかが課題となっていた。現在はBacklogに集約し利用している。なおCCoEでは顧客情報は取り扱い対象外となっている。
同グループではメンバーへの教育コストが低いシンプルなインターフェースや見積もりや契約などの作業がウェブで進められる点など、導入工数が低い点も魅力だとし、今後、他事業部でも引き続き導入を検討していきたいとしている。