PwC Japanは、プロセスマイニング技術を活用した、業務効率化とコンプライアンス強化を同時に支援するサービス「Data Driven BPR」の提供を開始した。
業務プロセスを実行する上で生成されるオペレーショナルデータを活用するプロセスマイニング技術によって、現状の可視化やボトルネックの発見を瞬時かつ正確に実施することができ、最適な打ち手の策定・実行が可能となる。
またこれまでは困難だった複数の組織やシステムにまたがった業務プロセスの可視化も、データを軸にすることで可能となり、真のプロセス改革やガバナンス態勢構築を実現することが可能となるとしている。
サービス概要
同サービスは、PwC Japanグループが抱える多数のデータサイエンティストの技術と、プロセスマイニングのマーケットリーダーであるCelonisのプロセスマイニングソリューションを活用することで、企業の業務プロセスの効率化・高度化とガバナンス態勢の高度化を同時に支援するもの。
PwC Japanでは、業務効率化・業務生産性の向上だけでなく、既存システムの利用促進・定着化、不正取引などのモニタリング・内部統制の脆弱性の是正などにも役立つとしている。さらに財務・会計分野では決算日程の短縮・内部統制の強化、営業・販売ではCCC（キャッシュコンバージョンサイクル）の短縮、サプライチェーンでは、生産・製造・調達などに関するリードタイムの短縮などにも利用できるという。
