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パナソニック、顔認証SaaSのパートナープログラムを始動

渡邉利和

2020-12-01 12:14

 パナソニック コネクテッドソリューションズ社とパナソニック システムソリューションズ ジャパンは12月1日、「顔認証クラウドサービス パートナープログラム」の提供を開始した。なお、プログラム参加企業の募集は7月から行っており、開始時点で11社(イーリバースドットコム、学書、シー・エス・テクノロジー、JTAインフォコム、タップ、Tixplus、日本エンタープライズ、ネオレックス、パソナ・パナソニックビジネスサービス、日立製作所、メディアネット)が参画している。

 パートナープログラムでは、「セールスパートナー」「ソリューションパートナー」「テクノロジーパートナー」の3カテゴリーが設定される。セールスパートナーは、パナソニックの顔認証サービス(顔認証SaaSプラットフォーム)を再販/販売連携する。ソリューションパートナーは、顔認証SaaSプラットフォームを自社サービスとセットでソリューション展開する。テクノロジーパートナーは、顔認証API/顔認証SaaSプラットフォームを自社サービスに組み込んで製品を開発する。

パナソニック システムソリューションズジャパン パブリックシステム本部 システム開発本部 スマートセンシング事業センター長の新妻孝文氏
パナソニック システムソリューションズジャパン パブリックシステム本部 システム開発本部 スマートセンシング事業センター長の新妻孝文氏

 11月30日に行われた記者説明会でパナソニック システムソリューションズジャパン パブリックシステム本部 システム開発本部 スマートセンシング事業センター長の新妻孝文氏は、同社の顔認証技術への取り組みが既に60年以上の歴史を持つことを紹介。さらに最近の取り組みとして、7月2日に新事業「現場センシングソリューション」を立ち上げ、3つの事業戦略「エッジデバイスのさらなる進化」「AI(人工知能)画像センシング技術の先鋭化」「アプリケーション提供プラットフォームの構築」を発表、11月4日には「顔認証APIエンタープライズエディション」と「SaaSプラットフォーム」「勤怠・点呼管理(SaaS)」の提供を開始した。

顔認証クラウドサービスのオープン戦略
顔認証クラウドサービスのオープン戦略

 今回パートナープログラムはこれらを踏まえたもので、同氏は11月4日に提供を開始した顔認証APIと顔認証SaaSの機能が「お客さまのアプリケーションに組み込んで利用しやすいように、あえて基本的な機能に絞ったもの」と説明。「これまでパナソニックはカスタマイズされた『システムソリューション』や、モジュール/プロダクトなどの『パッケージ』の提供が中心だったが、お客さまの声に対応して顔認証技術を広く企業でご利用いただくためにクラウドサービスによる提供スキームを構築し、お客さまのアプリケーションに組み込みやすい形での『ソフトウェアサービス』や『機能提供』を強化していく」との方針を明かした。

 また、パートナープログラムの提供開始については、「今後この認証市場が急速に拡大していくことが予測されるが、当社のリソースだけでは市場の急拡大に対応していくことは不可能」(新妻氏)としている。

パナソニッック システムソリューションズジャパン サービスインテグレーション本部 サービス事業担当 執行役員の水野登志子氏
パナソニッック システムソリューションズジャパン サービスインテグレーション本部 サービス事業担当 執行役員の水野登志子氏

 今後についてパナソニッック システムソリューションズジャパン サービスインテグレーション本部 サービス事業担当 執行役員の水野登志子氏は、2021年度に「共創ラボ」の設立も予定していると述べ、顔認証の事業目標として「2025年度までにパートナー企業250社/クラウドサービスで販売規模100億円以上」を目指すとした。

顔認証関連のソフトウェアサービス/機能提供のラインアップの拡充。従来の「カスタマイズされたシステム・ソリューション」や「パッケージ化されたモジュール」の提供に加え、クラウドでのSaaSやAPIとしての機能提供も強化していく

顔認証関連のソフトウェアサービス/機能提供のラインアップの拡充。従来の「カスタマイズされたシステム・ソリューション」や「パッケージ化されたモジュール」の提供に加え、クラウドでのSaaSやAPIとしての機能提供も強化していく

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