一般社団法人日本経済団体連合会(経団連)事務局は、名刺管理サービス「Sansan」を導入。米国事務所を含む全職員でオンライン名刺機能を活用し、会員企業との連携強化、柔軟な働き方の推進などを目指すという。12月1日、サービスを提供するSansan(渋谷区)が発表した。
名刺情報を手入力と人工知能(AI)でデジタル化できるSansanを活用し、組織内で共有。約1600の会員企業や主要な業種別全国団体、地方別経済団体などとの人脈情報を全体で管理、可視化し、職員同士の情報共有、コミュニケーションの活性化を目指すという。
人脈がクラウド上に保存されるため、異動や退職に伴う引き継ぎ漏れも防止できるとしている。
Sansanが6月16日に発表、Sansan画面からリンクを生成できる「オンライン名刺」機能も活用する。法人向けのSansan、個人向けの「Eight」で活用できるデジタル名刺を運用し、オンラインの打ち合わせやイベントなどでも所属部署や肩書きなどを漏れなく登録できるという。
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オフライン、オンラインの接点をSansanで管理し、人脈情報を自動で蓄積、最新化されるデータ基盤を構築すると説明。正確な情報をもとに効果的にデータを利活用するとしている。