【ラウンドアップ】
2020年にZDNet Japanで海外発の注目を集めた話題、反響が大きかった記事をまとめた。業界の動向を振り返る一助としていただきたい。
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マイクロソフト「Azure」の10年、初期の主要メンバーに聞く
マイクロソフトのYousef Khalidi氏とHoi Vo氏は、「Microsoft Azure」のオリジナルバージョンを開発した「ドリームチーム」の中核メンバーだった。その両氏が、Azureというパブリッククラウドの開発を始めてからの紆余(うよ)曲折と、そこから得た教訓を語ってくれた。
2020-01-23 -
「Windows 7」サポート終了で振り返るPCとその新時代
PCの黄金時代を築き上げた「Windows 7」のサポートが1月14日に終了した。これは1つの時代の終わりを示すと言ってもよいだろう。次の時代のPCはどのような位置付けになるのだろうか。
2020-01-17 -
米国防総省の1兆円規模「JEDI」契約--AWSに勝利したマイクロソフトのクラウド
米国防総省は、クラウドコンピューティングに関する100億ドル(約1兆1000億円)規模の契約の受託企業としてマイクロソフトを選んだが、アマゾンはそれに異を唱えている。果たしてその判断は不当だったのか。
2020-03-24 -
アナリティクス分野の合併や買収--10年の動きを振り返る
振り返れば、グーグルのLooker買収などをはじめとして、アナリティクス業界ではこの10年の間に数多くの買収が行われてきた。10年間の買収のトレンドを振り返る。
2020-03-31 -
AWS、マイクロソフト、グーグルの2020年--主要クラウド動向(1)
2020年のクラウドコンピューティングは、マルチクラウドを中心に展開されそうだ。本シリーズでは、3大クラウド、マルチクラウド/ハイブリッドクラウド市場、SaaS企業などにフォーカスし、主要ベンダーの動向を探る。シリーズ1本目では、その全体的な概要と、AWSやマイクロソフト、グーグル、アリババの動向をみていく。
2020-04-01 -
ハイブリッド/マルチクラウドで躍進狙うIBMやヴイエムウェア--2020年の主要クラウド動向(2)
2020年の主要なクラウドベンダーの動向を考察するシリーズ(2)では、ハイブリッド/マルチクラウド戦略を加速するIBMのほか、ヴイエムウェアとデル、HPE、シスコの戦略や動きをみていく。
2020-04-02 -
2020年の主要クラウド動向(3)--多様化するSaaS市場とセールスフォース、オラクル、SAPなど
2019年の主要なクラウド市場の動向を考察するシリーズ(3)では、選択肢が多様化し、ますます成長するSaaS市場とセールスフォース、オラクル、SAPなどを中心に、現状や方向性をみていく。
2020-04-03 -
IT企業に何ができるか--新型コロナ対策を支援するさまざまなプロジェクト
世界中の国々が、新型コロナウイルスとの戦いでIT業界の支援を求めている。実際に動いているプロジェクトをいくつか紹介する。
2020-04-17 -
コロナ後のIT支出はどう変わる?--未来を見据える新たな視点
新型コロナウイルス感染症のまん延により、多くの企業が在宅勤務の導入に踏み切ったことで、パンデミック後の業務の在り方は大きく変わっていくと考えられる。そういった状況下でIT支出はどのように変化していくのだろうか。
2020-05-11 -
コロナ後の"ニューノーマル"--MS、グーグルなど各社CxOの発言から探る
企業各社の業績発表カンファレンスコールの内容などから、米ZDNetは新型コロナウイルスの収束後にさまざまな業界でどのような「ニューノーマル」が生まれるのかを探った。
2020-05-15 -
AIチップ市場の2020年、NVIDIAや競合企業の今
NVIDIAによる次世代アーキテクチャー「NVIDIA Ampere」とAmpereベースのGPU「NVIDIA A100」の発表が大きな話題を呼んだ。数週間が経過して状況が落ち着いてきた今、一歩離れたところから人工知能(AI)チップ市場全般に目を向けたい。
2020-06-02 -
Zoom激動の3カ月とこれから--急成長、セキュリティ、競争激化
6月2日に予定されているZoomの第1四半期業績発表は、社会全体がリモートワークに移行しようとする中、たった90日間で同社の立ち位置や時価総額、業績見通しがどれだけ変化したかを評価するのに格好の材料になるはずだ。
2020-06-01 -
オープン技術の台頭や米中貿易戦争--変化の激しい5G市場で米国の戦略は
5Gを取り巻く状況は、オープン技術の台頭や、米中などの貿易戦争、新型コロナウイルス感染症のパンデミックなどの影響を受け、目まぐるしく変化している。そのような変化のなかで5Gがどのように展開していくのかを占う。
2020-06-19 -
"AI未来学者"が求められる理由--人工知能が経営に参画する時代は来るか
新型コロナウイルスの危機を経験したことで社会は大きく変わりつつある。企業が「新たなエコノミー」に素早く対応するためには、AIの優れた適応能力を生かしていく必要がある。
2020-06-12 -
SpaceXのソフトウェアチームが語った「Crew Dragon」や「Starlink」--Reddit AMAで
SpaceXのソフトウェアエンジニアらがRedditのAMA(Ask Me Anything:質問受け付けます)スレッドに登場し、「Dragon」有人宇宙船や「Falcon」ロケットのほか、宇宙規模のインターネット網「Starlink」に関する興味深い話を語ってくれた。
2020-06-11 -
ギットハブ、「マスター」の用語を変更--BLM運動がきっかけに
GitHubのCEOは、同社が「マスター/スレーブ」などの人種差別を想起させる用語の変更に取り組んでいることを明らかにした。
2020-06-15 -
Linuxの生みの親トーバルズ氏の最新自作マシンを徹底解剖--本人のコメント付きで構成を紹介
Linuxの生みの親であるトーバルズ氏は最近、メインPCをAMDの「Threadripper 3970X」を搭載したマシンに変えた。しかし、PCの性能はCPUだけで決まるものではない。この記事では、トーバルズ氏が使っている最新の開発用マシンの構成を、本人のコメント付きで紹介する。
2020-07-04 -
ジョブズ氏も説いた"セレンディピティー"、オンライン主流の時代にシリコンバレーから失われるのか
新型コロナウイルス感染症のパンデミックが発生する直前まで、NVIDIAをはじめとする企業は、コラボレーションの促進を目的とした巨大なオープンスペースを設けた社屋をシリコンバレーに建設していた。しかし現在、在宅勤務が普及し、「Zoom」などを利用してコミュニケーションを図るようになっている。このような状況で、セレンディピティー(思いがけない発見)を生み出すコラボレーション精神は残り続けるのだろうか?
2020-07-10 -
Macの「Apple Silicon」移行でも注目--Armプロセッサーについて知っておくべきこと
アップルが最近、「Mac」コンピューターを再設計し、プロセッサーをインテル製から自社製に変更すると発表した結果、あるプロセッサータイプが脚光を浴びている。このタイプのプロセッサーは、あなたの身の回りにあるデバイスにも搭載されている可能性が高いものだ。
2020-08-31 -
量子インターネットとは、その可能性--今知っておきたいこと
世界各地の科学者たちが、量子テレポーテーションによる通信を実現するために、量子インターネットを構築しようと取り組んでいる。量子インターネットとは果たして何なのだろうか?また、いつ利用可能になり、誰が利用することになるのだろうか?
2020-09-11 -
「Microsoft Teams」のプラットフォーム戦略--長期的な勝利へのビジョン
マイクロソフトは、世界的に支持されているテクノロジープラットフォームをいくつも構築してきた長年の経験を生かし、「Microsoft Teams」を強力なチームコラボレーションプラットフォームへと変身させた。これは、Teamsという人気コラボレーションサービスの長期的な成功につながっていくのだろうか?
2020-09-16 -
TikTok提携、オラクルがクラウドインフラ事業で狙うこと
オラクルがTikTokやZoomなどの顧客を獲得することで、「Oracle Cloud Infrastructure」はエンタープライズにとってより好ましい選択肢となるのだろうか。オラクルはそうだと考えているようだ。
2020-09-17 -
NVIDIAのArm買収、狙うのはデータセンター、エッジコンピューティング、AI
NVIDIAとArmの契約は、複数の面で非常に強力であろ、「ファーストクラスのデータセンタープラットフォーム」を実現できる可能性がある。一方で、当局の承認は得られるのかといった不透明な部分もある。
2020-09-18 -
イーロン・マスク氏の脳コンピューターインターフェース企業が描く未来
イーロン・マスク氏の新興企業による、脳コンピューターインターフェース(BCI)は、いつの日か人の脳とAIを融合させ、人の記憶を保存し、意識をダウンロードするような未来を実現する布石となるのだろうか。
2020-09-24 -
IBM、マネージドインフラサービス部門を分社化へ--ハイブリッドクラウドに注力
IBMは米国時間10月8日、レッドハットを含むハイブリッドクラウド事業に専念するために、マネージドインフラサービス部門を新たな株式公開企業としてスピンオフすると発表した。
2020-10-09 -
デジタルトランスフォーメーションの明暗を分けるのは何か
この1年間の社会経済の激変は、ビジネスにおけるデジタルトランスフォーメーションの価値をあらためて証明している。さまざまな調査の結果を振り返りながら、企業がデジタルテクノロジーがコロナ禍を乗り越えるために果たした役割について考える。
2020-10-19 -
「Windows 10」、2021年以降はどうなる?
「Windows 10」のリリースから約5年が経過した。その間、Windows 10を取り巻く状況は変わってきたが、これからの5年間はどのような方向に向かうのだろうか。
2020-10-27 -
マイクロソフトやアマゾンらIT大手のトップ、バイデン氏を祝福
マイクロソフトやアマゾンなど大手IT企業のトップが、バイデン次期大統領とハリス次期副大統領の勝利を祝うメッセージを発表した。
2020-11-10 -
2020年の米大統領選は「史上最も安全」だった--CISAなどが声明
米サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁(CISA)は、選挙インフラのセキュリティを監視する他の専門機関と共同で声明を発表し、2020年の米大統領選挙の開票作業にハッカーらが干渉したとする主張を否定した。
2020-11-16 -
エッジコンピューティングは2021年に転換点を迎える
これまでのエッジコンピューティングは有望ながら発展途上の技術だったかもしれないが、2021年にはエッジの導入を加速するビジネスモデルが登場する。2021年はエッジコンピューティングとクラウドが競合する部分もある一方で、AIや5Gがエッジのユースケースを急速に拡大させると予想される。
2020-12-02 -
5G契約数は予想を超えるペースで増加、中国けん引--エリクソン
エリクソンの新しいレポートによると、5G技術は2020年に予想を上回る数の顧客を獲得しており、2026年までに世界人口の約60%をカバーする。
2020-12-01 -
セールスフォースによるSlack買収、その狙いと計画
この買収は、コラボレーションやデジタルワークの未来に向け、マイクロソフトと同社の「Teams」プラットフォームに対抗するためのベースとなるのだろうか。「Slackコネクト」と「Salesforce Customer 360」の連携も重要となりそうだ。
2020-12-07 -
ローコード/ノーコードの台頭で開発者の役割はいかに変化するか
ローコード開発やノーコード開発について、「人は素早くものを作り、素早く導入し、すぐに後悔する」とCapgeminiのCTOは述べている。
2020-12-10 -
AIの民主化から汎用AI実現に向けた議論まで--「State of AI Report」著者に聞く
目的にかなった開発から非現実的なように思える研究まで、AI開発の興味深い現状について2020年版の「State of AI Report」レポートで考察されている。執筆者に聞いた。
2020-11-20