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HPEネリCEO、売上高は「コロナ前の水準に」--本社移転についても語る

Tiernan Ray (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2020-12-03 16:17

 Hewlett Packard Enterprise(HPE)の最高経営責任者(CEO)Antonio Neri氏が米国時間12月1日夜、米ZDNetとの電話インタビューに応じた。この日、同社は2020会計年度第4四半期決算を発表した。売上高と利益はアナリストの予想を上回り、2021会計年度通年でも予想を上回る見通しを示した。また、本社をカリフォルニア州サンノゼからテキサス州ヒューストンに移転する計画を発表した。

Antonio Neri氏
Antonio Neri氏

 「非常に良い形で1年を終えることができた」とNeri氏は米ZDNetに語った。「本日発表したように、この四半期の売上高は72億ドルとなった。これは、ビジネスがコロナ前の水準に戻ったことを示している」

 Neri氏の下で、HPEは以前から「アズ・ア・サービス」モデルへの移行を進めている。

 四半期の数字は、この戦略の正しさを証明するものだとNeri氏は述べる。

 しかし、他にも同社のアプローチの正しさを示す質的な指標があるという。

 「アプリとデータについては、ワークロードを考える必要がある」とNeri氏は指摘する。「大量の計算を必要とするワークロードの場合、計算能力とデータは同じ場所になければならない。その典型がハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)であり、当社はこの市場のリーダーだ」

 Neri氏によれば、HPEは複数のカテゴリー、特に成長事業で高い市場シェアを保持しているか、シェアの拡大を目指しているという。例えば、インテリジェントエッジ製品の売上高は前期比15%増の7億8600万ドルとなった。この市場では「シェアの拡大を目指す」と同氏は述べる。

 HPC及びミッションクリティカルシステム(MCS)製品の売上高は前年同期比25%増を記録した。「当社はHPC市場のリーダーであり、37%のシェアを誇る。シェアは今も拡大傾向にあり、2位の企業とは10ポイントの差を付けている。6つのエクサスケールシステムのうち、5つに勝利した」とNeri氏は強調する。

 本社をカリフォルニア州サンノゼからテキサス州ヒューストンに移転するという判断については、中核拠点を分割する試みとして説明した。

 同社はテキサスとカリフォルニアに「2つの大規模なハブ」を整備したという。「1つはテクノロジーのハブだ。これはシリコンバレー、つまりサンノゼのビルであり、多くのイノベーションが生まれる場所だ。ここには真に最先端のデジタル環境だ」と同氏。「Aruba、インテリジェントエッジ、ストレージ、ソフトウェア、HP研究所の拠点」として「素晴らしい場所になる」という。

 一方、「ヒューストンのビルにはコーポレート機能が集約される」。

 本社の移転という選択を、Neri氏は「拠点を合理化」するためと説明し、ヒューストンは「多様な人材を引き付ける」には格好の場所だと称賛した。

 同社はコロナ禍を機に人々が求める働き方を学んだとNeri氏は語る。それは、多くの人が地元で働くこと、あるいは時には自宅で働くことを望んでいるという事実だ。

 第4四半期を総括し、Neri氏はこう述べる。「適切なポートフォリオを構築できていると感じている。ビジネスの状況は改善し、勢いを増している。もちろん不確実性はまだ多いが、現時点では状況は安定しているようだ」

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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