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ハーゲンダッツ ジャパン、HCIでITインフラを刷新

NO BUDGET

2020-12-16 10:41

 ハーゲンダッツ ジャパンは、ITインフラの刷新プロジェクトで日本ヒューレット・パッカードのハイパーコンバージドインフラストラクチャー(HCI)製品「HPE SimpliVity 380 Gen10」(SimpliVity)を採用した。システムの提案・導入はネットワールドのパートナーのネットブレインズが行った。

システム構成図
システム構成図

 ハーゲンダッツ ジャパンでは、SimpliVityを東京に2ノード、待機系システムとして大阪に1ノード設置した。大阪サイトには予備のVDI(仮想デスクトップ基盤)環境も用意し、災害発生の場合も問題なく業務を継続できる。また、本番環境を2ノード構成とすることで、導入コストも抑えられたとしている。

 社内で稼動するその他の業務サーバーをSimpliVityに集約して簡素化し、コスト削減を図ることで、VDIの安定性・信頼性が改善した。また、SimpliVityのインライン圧縮、重複排除機能により、バックアップデータの容量が約99.3%削減された。事業継続策としては、以前なら日次バックアップで前日のデータに戻すことしかできなかったが、導入後は30分ごとにバックアップを取得して1時間に1回災害対策サイトへ遠隔転送している。さらにSimpliVityのフェールオーバー自動化ツール「HPE SimpliVity RapidDRソフトウェア」(RapidDR)により、災害時の業務復旧時間も従来の約3時間から約30分へと短縮した。

 同社では、2018年にVDI基盤を刷新し、ユーザープロファイル領域やフォルダーリダイレクト領域を別のNAS製品に移し替えたものの、ファイルサーバーの容量が限界に近づきつつあった。さらに、バックアップにも長い時間を要しており、万一の事態に備えてバックアップデータを遠隔地に転送していたが、復旧に長い時間が掛かることが懸念されていた。

 SimpliVityは高速なバックアップ/リストア機能を備えており、CPUやメモリーなどのコンピュートリソースへの負荷を最小限にとどめるため、通常業務への影響が最小限に抑えられる。これにより、社員が日中に作業しているデータを確実に保護できる上に、インライン圧縮・重複排除機能も搭載されているので、限られたリソースを最大限に活用できる。また同社では、RapidDRについて評価機による事前検証でも高い成果が得られていたとしている。

 SimpliVityによる新しい仮想化基盤は4月に本番稼動を開始しており、現在は既存業務サーバー群の移行を着々と進めている。作業完了後は本社側にある個別のサーバーのほとんどが集約され、ITインフラ環境全体が従来と比べて非常に簡素になる。同社ではネットワールドのサポートを高く評価し、今回の成果を踏まえて、サプライチェーン管理系のシステムへのSimpliVity採用も決定している。

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