Googleが、「Chromium」ベースのOS「CloudReady」を提供するNeverwareを買収した。CloudReadyは、古い「Windows」PCなどを「Chrome OS」搭載マシンとしてよみがえらせることができる。
CloudReadyは、「Windows 7」搭載PCを使い続けているユーザーにとって、理想的な解決策となっているかもしれない。Microsoftは1月15日にWindows 7のサポートを終了している。CloudReadyは、Chrome OSと同じように、6週間ごとにパッチや修正が提供されている。
米ZDNetのSteven J Vaughan-Nicholsが述べているように、CloudReadyは、Linuxに乗り換えようという気にはなれない平均的なユーザーに適しているかもしれない。
「Home」エディション(無償)、「Education」エディション(1台当たり年間20ドル:約2100円)、「Enterprise」エディション(1台当たり年間49ドル:約5100円)が提供されている。
NeverwareとCloudReadyはGoogleでChrome OSのチームに加わる。
CloudReadyの現行の価格などに変更はない。Neverwareは、「CloudReadyは、公式なChrome OS製品となるため、Chrome OSの公式リリースに従ったリリースプロセスを期待できる」としている。
Neverwareは2011年に創業され、2015年にCloudReadyを公開した。Googleは2017年、シリーズBの資金調達ラウンドでNeverwareに出資している。Neverwareによると、CloudReadyは137万台の端末にインストールされているという。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。