タレントマネジメント、課題はフローの定着化--評価の運用がやりづらい - (page 2)

藤代格 (編集部)

2020-12-22 07:15

 導入検討時に重視する点を従業員数別でみると、1000人以上の規模では「月額費用」「初期費用」などの価格面への関心よりも、「セキュリティ」「サービスの安定性、継続性」などを重視する傾向があり、安全に扱えるシステムが求められているという。

1000人以上の企業で検討時に重視する点(出典:HRBrain) 1000人以上の企業で検討時に重視する点(出典:HRBrain)
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 300~1000人未満では「分析のしやすさ」を最も重視。実際に利用する人事や現場が使いやすく、システムを運用していけるかを選定基準にしているという。

300~1000人未満の企業で検討時に重視する点(出典:HRBrain) 300~1000人未満の企業で検討時に重視する点(出典:HRBrain)
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 30~300人未満では月額費用を最も重視しており、費用対効果で最適なシステム選定をしていると分析している。

30~300人未満の企業で検討時に重視する点(出典:HRBrain) 30~300人未満の企業で検討時に重視する点(出典:HRBrain)
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 従業員数にかかわらず「分析のしやすさ」は重視されており、タレントマネジメントシステム導入で獲得するさまざまな人事データを活用、経営に生かすことが求められているという。システム導入を目的とせず、その後の運用を想定して目的に合わせたシステム選定が必要とまとめている。

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