Cybereason、サイバー攻撃対策基盤をオラクルのクラウドで強化

NO BUDGET

2020-12-23 15:41

 サイバー攻撃対策ソリューションを提供しているCybereasonは、サイバー攻撃対策プラットフォームを強化し、グローバル展開をサポートする推奨プラットフォームとして「Oracle Cloud Infrastructure」(OCI)を採用した。

 今後、同社の「Cybereason Defense Platform」(Cybereason EDR)は、OCI上で高度なふるまい分析や深層レベルのコンテキストの相関分析を通じた強力な脅威防御と検知機能を提供する。

 OCIはグローバルな拡張性、高速処理、マイクロ秒の超低遅延ネットワークを低コストで提供する。日本オラクルでは、OCIを採用することで、Cybereasonは数千のエンドポイントに脅威に関するインサイト提供をさらに強化し、顧客企業は最も悪質な今日の攻撃の一歩先を行けるようになるとしている。

 両社は共同でソリューションのマーケティングと販売を行っていく。Cybereasonのエンドポイントセキュリティ対策プラットフォームは、オラクルの第2世代のグローバルで展開するクラウドリージョンを通じた提供に最適化される。このソリューションはCybereasonおよびOCI上の「Oracle Cloud Marketplace」を通じて提供され、顧客企業は利用可能なアプリケーションやサービスを検索して、それぞれの組織に最適なビジネスソリューションを見つけることができる。

 Cybereasonでは、OCIについてそのセキュリティファーストのアプローチと性能が今回の採用の理由だとしている。今後、オラクルと連携してユーザーの可視性やリスク削減を支援すると同時に、Oracle Cloudのグローバル展開に合わせて、より多くの拠点でデータ主権の規制要件を満たす国内でのホスティングを提供していくという。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    2023年OTサイバーセキュリティの現状レポート--75%の組織が過去1年間に1回以上の侵入を経験

  2. セキュリティ

    サイバーセキュリティ強化に向けてマイクロソフトが示す実践的な指針を紹介

  3. セキュリティ

    5分でわかる「AWS WAF」--基礎知識から運用で陥りやすい3つの落とし穴までを徹底解説

  4. セキュリティ

    最前線で活躍するトップランナーと本気で考える、これからのサイバーセキュリティ

  5. 経営

    ガートナーが指南、迅速な意思決定を促す「AI」活用を実践する3つの主要ステップ

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]