編集部からのお知らせ
宇宙ビジネスの記事まとめダウンロード
記事まとめ「テレワーク常態化で見えたこと」
海外コメンタリー

クラウド、職場、セキュリティ--激動経て、2021年に注目したいテクノロジー動向

Larry Dignan Chris Duckett Steve Ranger (ZDNet.com) Bill Detwiler (TechRepublic) 翻訳校正: 石橋啓一郎

2021-01-04 06:30

 2020年の企業は、つぶれたくなければデジタル化するしかなかった。デジタルトランスフォーメーション(DX)が技術的なプロジェクトを後押しし、コロナ禍によってリモートワークやリモート教育が当たり前のものになり、クラウドコンピューティングや、人工知能(AI)や、機械学習などの要素技術の発展が加速した。

 Salesforceのプレジデント兼最高執行責任者(COO)であるBret Taylor氏は、ビジネスの現状について「デジタル化されていないビジネスはビジネスではない」と一言で説明している。

 2021年のビジネステクノロジーに関する展望に期待できることは確かだが、不確定要素も多い。例えば、次のような問題がある。

  • 今後、仕事のニューノーマル(新しい日常)はどのようなものになり、コラボレーションはどのように発展していくのか。
  • 企業は、職場文化を維持するためにどのようにテクノロジーを利用していくのか。
  • 今後、技術的なプロジェクトのマネジメントのあり方は変わるのか。
  • エッジコンピューティング、5G、クラウド、自動化は各産業にどのような影響を与えるのか。

 疑問への答えがすべて分かっているわけではないが、この記事では、海外各国のZDNetの編集リーダーが、2021年の展望についての見通しをいくつか示すことにしたい。

2021年は2020年のDXラッシュの延長線上にある

Larry Dignan

 2020年には、企業の急速なデジタル化や、リモートワークへの移行や、DXの大幅な加速などさまざまな変化が起こったが、2021年の最大の不確定要素は「その中の何が定着するのか」ということかもしれない。

 明らかなのは、仕事とコラボレーションのニューノーマル(新しい日常)が生まれるということだ。また、コラボレーション技術が進歩することと、ハイブリッドな業務体制や、業務継続に必要なクラウドコンピューティングなどの基本技術に対する関心の高さが今後も続くことも確実だろう。仕事のリモート化がこれ以上進展するとは考えない人もいるが、それは誤りだ。リモートワークにはあまりにも経済的なメリットが多い。企業はオフィス用不動産の経費を削減でき、従業員を雇用できる地域を広げられ、生産性も維持できる。

 筆者の予想では、PCベンダーや、新しい企業のアライアンスが、仕事の新しい日常に参画するためにイノベーションを推進するだろう。解決すべきことはすでに分かっている。これまで、同じ部屋に集まって行っていたことをどうするかだ。例えば研究室もそうだし、プロトタイピングの作業や、業務フローの改善などもそれにあたる。あるいは2021年には、企業における拡張現実(AR)や仮想現実(VR)の使い方が発達するかもしれない。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    MITスローン編著、経営層向けガイド「AIと機械学習の重要性」日本語版

  2. クラウドコンピューティング

    AWS提供! 機械学習でビジネスの成功を掴むためのエグゼクティブ向けプレイブック

  3. クラウドコンピューティング

    DX実現の鍵は「深層学習を用いたアプリ開発の高度化」 最適な導入アプローチをIDCが提言

  4. セキュリティ

    ランサムウェアを阻止するための10のベストプラクティス、エンドポイント保護編

  5. セキュリティ

    テレワークで急増、リモートデスクトップ経由のサイバー脅威、実態と対策とは

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]