Microsoftが投稿したソフトウェアエンジニアの求人情報から、2021年後半に提供される予定の機能アップデートで、「Windows」のインターフェースに大幅な変更が計画されていることが明らかになった。
Windowsに関するニュースサイトであるWindows Latestが先週発見したこの求人情報は、2020年10月に投稿されたものだ。これは「Windows 10」の機能アップデート「21H2」(コードネーム「Sun Valley」)で大規模な変更が行われるといううわさが出回り始めた時期と一致する。
求人情報の職務説明は、Windows 10 21H2のアップデートが報道の通り大規模なものであることを裏付ける内容になっており、Microsoftはこの変更によって「Windowsの復活(Windows is BACK)」を印象付けようとしているようだ。
Microsoftが2020年10月に公開したこの求人情報には、「このチームでは、顧客にWindowsの復活を印象付け、Windowsが顧客にとって最善のユーザーOS体験になるように、当社の主要なプラットフォーム、Surface、OEMパートナーと協力しながら、Windows体験の視覚面における大幅な活性化の調整と実現を行う」と書かれていた。
同社はその後、「顧客にWindowsの復活を印象付ける」といった刺激的な表現を削除しており、現在の記述では、仕事の内容は「WindowsとSurface Hub製品ラインのための快適で洗練された体験」の構築を支援することだと説明している。
Windows Centralは以前、21H2の機能更新プログラムの変更内容は、普段の機能更新プログラムよりも大がかりなもので、これには多くのWindowsコンポーネントやアプリのUI刷新が含まれていると報じていた。
Microsoftは、過去に社内文書でSun ValleyはWindowsデスクトップの体験を再活性化し、現代化するものだと説明している。
報道によれば、今回のUI刷新には、スタートメニュー、アクションセンター、一部の付属アプリの改修が含まれるという。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。