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日本株展望

年初も日経平均上昇、「外国人買い」第二弾スタート?--先物の踏み上げは続く?

ZDNet Japan Staff

2021-01-12 11:13

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. 日経平均は2週連続で大幅高
  2. 日経平均先物に「踏み上げ」が起こっている
  3. 【参考】日経平均先物で投機筋が売り越し(イメージ図)
  4. 日本株の投資方針

 これら4点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

日経平均株価は2週連続で大幅高

 1月最初の週の日経平均株価は、1週間(1月4~8日)で694円上昇して2万8139円となった。787円上昇した12月最終週(12月28~30日)に続いて2週連続の大幅高だ。

 12月に一時減少していた外国人投資家の買いが12月最終週から再び増加。世界景気の回復期待に基づいて、「世界景気敏感株」である日本株を外国人が買い戻す流れはまだ続いていると考えられる。

日経平均と外国人の売買動向(買越または売越額、株式現物と日経平均先物の合計):2020年1月6日~2021年1月8日(外国人売買2020年12月30日まで)

出所:東京証券取引所のデータから楽天証券経済研究所が作成。外国人の売買動向は、株式現物と日経平均先物の合計
出所:東京証券取引所のデータから楽天証券経済研究所が作成。外国人の売買動向は、株式現物と日経平均先物の合計

 ご覧いただくと分かる通り、日経平均の動きを決めているのはいつも外国人投資家だ。2020年年初(2、3月)の急落は外国人による巨額の売り越しによって起きた。2020年11月以降の急騰は外国人の巨額の買い越しによって起きたものだ。

 2020年11月以降の外国人買いは2段階に分かれる。第一弾は11月で外国人投資家が株式現物と日経平均先物を合わせて2兆3802億円も日本株を買い越し、日経平均を15%も急騰させた。新型コロナワクチンの開発成功および米大統領選に勝利したバイデン氏への期待で世界的に株高となった流れを受け、日本株にも外国人の買いが増えた。

 第一弾の買いは11月でいったん終了。12月に入り、クリスマス休暇に入る外国人の買いが減少すると日経平均は上値が重くなった。12月25日にかけて外国人売買が少なくなるにつれて日経平均の値動きは小さくなっていった。

 ところが、12月最終週から外国人の動きが再び活発化した。12月最終週(28~30日の3営業日)、外国人は日経平均先物を9578億円も買い越した。株式現物は74億円の売り越しだったが、先物と株式現物を合わせると3営業日で約9500億円も買い越したことが分かった。

 11月の第一段に続き、外国人投資家の第二弾の買いが始まった可能性もある。1月第1週の売買データは発表されていないが、日経平均の大幅高が続いたことを見ると外国人の買いが続いていたと推定される。

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