パナソニック システムソリューションズ ジャパン(PSSJ)は、総務省関東総合通信局から4.6~4.9GHz帯(Sub6)によるスタンドアロン(SA)型ローカル5Gシステムの実験試験局免許を取得し、自社拠点で実証実験を行うと発表した。
同社では、佐江戸事業場(横浜市)内に「ローカル5Gラボ(仮称)」を開設し、事業所南地区に、1コア/3基地局のSA型ローカル5Gシステムを構築。複数基地局での電波干渉を検証し、工場などの現場での実運用に沿った形で実験を行いつつ、電波伝搬の知見を深めていくとする。
また、ローカル5Gのカバーエリアの評価と高速大容量性能の検証を行い、4K/8Kなどの高精細映像の無線伝送を生かした遠隔での監視や点検などのアプリケーションを実証するほか、4K/8Kカメラで点検画像のリアルタイム伝送し、同時にロボットなどによる遠隔制御での通信遅延や接続制御も検証して、現場作業の効率化などに向けたアプリケーションの実証とデモンストレーションを行っていく。

イメージ(出典:パナソニック)