編集部からのお知らせ
新着記事まとめ「6G始動?」
新着PDF:「2021年注目テクノロジー」
日本株展望

半導体・自動車生産が活況、年後半に米景気過熱も--日経平均上昇に追い風

ZDNet Japan Staff

2021-01-25 11:05

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. 株高続く:イスラエルでワクチンが効果を発揮し始めていることが希望の灯に
  2. 中国が世界景気の回復を先導
  3. サービス産業の回復が遅れる中、製造業の景況回復
  4. 年後半に、米景気過熱の可能性も

 これら4点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

株高続く:イスラエルでワクチンが効果を発揮し始めていることが希望の灯に

 1月第3週(1月18~22日)の日経平均は、1週間で112円上昇して2万8631円となった。30年7カ月ぶりの高値更新が続いている。年後半に、日米欧でワクチンの大量供給が実現して経済が正常化に向かう期待から、世界的に株が買われる流れが続いている。

 英国や南アフリカ発の変異種が世界的に急拡大している不安はあるものの、ワクチン接種が世界最速で進むイスラエルで感染が収束に向かう兆しが出ていること(※注)もあり、ワクチンへの期待は高まりつつある。

※注:イスラエルで感染が収束に向かう兆し:人口約900万人のイスラエルでは、12月20日からワクチン接種を始め、1月21日までに人口の約3割が1回目のワクチン接種を終えた。その効果で、12月に一時1.5まで拡大していた実効再生産数が、1月21日には1を割り込んだ。実効再生産数とは、1人のコロナ感染者が何人に感染を広げるかを示す数値だ。1を超えると感染拡大が続き、1を下回ると収束に向かう。

 イスラエルは、3月末までに17歳以上の全国民にワクチン接種を完了する計画だ。ワクチンが効果を持てば集団免疫が実現する可能性がある。イスラエルが集団免疫によって感染収束に向かう先例となれば、世界中にワクチン接種を急ぐ動きが広がると考えられる。欧米で主流のm-RNAワクチン接種について、当初心配されたほど副反応は出ていないことも、ワクチン接種に追い風だ。

日経平均と外国人の売買動向(買越または売越額、株式現物と日経平均先物の合計):2020年1月6日~2021年1月22日(外国人売買2021年1月15日まで)

出所:東京証券取引所データより楽天証券経済研究所が作成。外国人の売買動向は、株式現物と日経平均先物の合計
出所:東京証券取引所データより楽天証券経済研究所が作成。外国人の売買動向は、株式現物と日経平均先物の合計

 ご覧いただくと分かる通り、日経平均の動きを決めているのは、いつも外国人投資家だ。2020年年初(2~3月)の急落は、外国人による巨額の売り越しによって起きた。2020年11月以降の急騰は、外国人の巨額の買い越しによって起きた。ただ、12月以降、外国人の買いの勢いは低下しつつある。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]