年代別では、50~60代は他の年代に比べて雑談に関する選択率が低く、「全くない」の選択率が44.2%と高い。50~60代が特にストレスを解消できていないのは、仕事中の雑談の有無が影響していると推測している。
雑談の機会については、「チャットなどでの業務外の会話」「会議開始前の世間話のような会話」で50~60代と他の年代で選択率に差が出ている。以下は、テレワークのストレス解消に関するフリーコメント。
- 週1で打ち合わせや会議を行い、担当メンバー全体で情報を共有する(東京都 37歳)
- 上司に相談し、なるべくコミュニケーションをとるよう働きかけてくれた(千葉県 43歳)
- 自分でペースを整えた。テレワークが強制では無くなったので、本人の裁量で出勤できるようになった(三重県 43歳)
- 伝え方をいろいろ試して適切な方法を見つけた(埼玉県 44歳)
- 雑談に関する問題意識を共有し、雑談の意義を共有し、雑談するようにした。運動不足については、身体を動かす時間を決めて体操や運動をするようにした(愛知県 44歳)
- 頻繁に周りに連絡をとるようにした(東京都 44歳)
- 人と話すことを意識する(神奈川県 30歳)
- 出社ができるようになり人と直にあって仕事ができるため(千葉県 34歳)
- いままで以上に細部の連携を頻繁に行う(東京都 39歳)
- 業務と進捗率の見える化をオンライン上で図った(千葉県 40歳)
- 子どもの学校が再開し昼間に子どもを預けられるようになった(愛知県 42歳)
- 言葉を尽くして説明する。出社したときによく話す(東京都 49歳)
- 時間帯を少しずらして合わせることで解決できている。お昼と夕方に連絡を取り合うことで解消されている(兵庫県 66歳)
- チャットの導入などで大きく改善されたと思われる。ちょっとだけ聞くという行為がしやすくなった。また、電話を活発に使用しても良い雰囲気もできあがったことも一因として考えられる。いろいろな点で皆が慣れてきている(千葉県 28歳)
- だんだんと慣れてきて、情報を上手く交換することができたから(静岡県 41歳)