米東海岸北部で現地時間1月26日、大規模なインターネット障害が発生したようだ。ボストンからワシントンD.C.に至るまでの広範な地域から報告が寄せられており、ネットワークの問題をモニタリングするDowndetector.comによると、「Zoom」やGoogle のサービス、そして「Amazon Web Services」(AWS)を含む複数のサービスに障害が発生している可能性がある。影響を受けた一部の顧客は「Verizon Fios」の障害を指摘している。
提供:Angela Lang/CNET
Verizonのサポートアカウントのツイートによると、ニューヨークのブルックリン地区でファイバーケーブルが切断されたという。これが今回の障害の一因となっている可能性がある。米CNETはVerizonにコメントを求めたが、回答は得られていない。
AWSは26日の状況報告で、「インターネットプロバイダーとともに(主に東海岸に影響を与えている)接続性の問題を調査している」と述べるとともに、米東部時間午前10時5分あたりから問題が解決し始めたと述べた。
米連邦通信委員会(FCC)委員長代理のJessica Rosenworcel氏は、「東海岸におけるインターネット関連の障害で、リモート勤務やオンライン学習が困難になっているとの報告を確認している」とツイートした。FCCなどで問題の原因究明に取り組んでいるという。
We have seen reports of internet-related outages on the East Coast, making it difficult for people to work remotely and go to school online. The @FCC Public Safety and Homeland Security Bureau is working to get to the bottom of what is going on.
— Jessica Rosenworcel (@JRosenworcel) January 26, 2021
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。