AWS、無料のアプリ開発トレーニングシリーズ--Twitchで毎週配信

Aimee Chanthadavong  (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2021-02-02 14:21

 Amazon Web Services(AWS)は先週、AWSクラウド上でのサーバーレスアプリケーションの開発方法に関するライブストリーミング講座をTwitch経由で提供すると発表した。この講座は、全8回で週次の配信が予定されている。米国時間1月28日に第1回目が配信された。

 開発者はこの「AWS Dev Hour:Building Modern Applications」(AWS開発アワー:モダンアプリケーションの構築)シリーズを通じて、AWSクラウド上でフルスタックのクラウドネイティブアプリケーションを構築する方法を段階を追って学ぶことができる。第1回目は、「AWS Cloud Development Kit」(AWS CDK)を用いた講座となっていた。

 視聴者は、「AWS Lambda」「Amazon DynamoDB」「Amazon API Gateway」「AWS IAM」「Amazon Cognito」「Amazon Simple Storage Service(S3)」「Simple Queue Service」(SQS)「AWS CodePipelin」などを活用し、ホストとともにリアルタイムでコーディングすることができる。

 また、モダンアプリケーション開発のベストプラクティスを学習したり、AWSのクラウドネイティブアプリケーションがオンプレミスとどう違うのかといったことの理解を深めることができる。

 このシリーズはオーストラリアを拠点とするAWSのエキスパートであるBen Newtown氏、May Kyaw氏がホストを務める。

 この新シリーズは、無料のスキルトレーニングを2025年までに世界で2900万人に提供するという同社のコミットメントの一環となる。AWS Training and Certificationにより、Twitch向けに構築された4つ目のトレーニングシリーズだ。機械学習関連や、クラウドプラクティショナーに関するトピックを扱ったシリーズに続くものとなる。

 AWS Training and Certificationのラーニングプロダクト担当ディレクターScott Barneson氏は、「技術的なスキルトレーニングへの無料アクセスを提供することは、私たちにとって長年、重要な優先事項となっている。スキルトレーニングへのアクセスは、機会を切り開き、従業員、顧客、コミュニティに長期的にポジティブな影響をもたらすことにつながると考えている」とコメントしている。

 このシリーズは英語で実施される。毎週、AWS Twitchチャネルで太平洋標準時木曜午後4時にライブストリーミングが提供される。参加者は各回で、質問を提出したり、進捗を共有したりすることもできる。また、各回のライブストリーム終了後にTwitchでオンデマンドで見ることもできる。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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