NECは2月2日、ビジネス/教育向けPCの新モデル18種類を発表した。バッテリーを強化しつつ、第11世代CPU「Tiger Lake」、ケーブルを集約できるUSB Type-C端子、セキュリティを強化できるIRカメラや指紋センサーなどの対応機種を拡充。CPUやOS、ソリッドステートドライブ(SSD)などが異なる58タイプを選択可能で、オフィスと在宅の併用といったニューノーマル(新常態)な働き方を支援するという。2月8日から順次発売する。
ノートPCは13種類--異なる声量出力を均一化
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ノートPC「VersaPro」シリーズからは、モバイルノートとして13.3型ワイドの「UltraLite タイプVG」、企業向けプロセッサー「vPro」対応の「VB」、12.5型ワイドの「VC」の3種類。
ビジネスノートとして14型の「タイプVM」、15.6型でvProや近距離無線通信(NFC)に対応できる「VD」、指紋センサー付きの「VX」、エントリーモデルの「VA」、テンキー付きで光学ドライブ内蔵の「VE」の5種類。
キーボードと分離できる2in1のタブレットPCとして12.3型の「タイプVS」10.1型の「VU」の2種類。
そのほか、SOHO/中小企業向けと位置づける「VersaPro J」専用モデルとして、15.6型のベーシックモデル「タイプVL」、10種類のCPUから選べる「VF」、「AMD Ryzen 5 4500U」を搭載する「VW」のビジネスノート3種類を展開する。
周囲の雑音を除去して自分の声をクリアに伝える「ノイズサプレッサー」や、部屋の残響を抑えて話し声を聞き取りやすくする「ルームエコー抑制」などの機能がある、ヤマハと共同開発のサウンドシステム「AudioEngine」を搭載したVG、VC、VMなどの「Webミーティングおすすめモデル」では、マイクや場所に応じて異なる声量を均一化して出力できる「受話音量の均一化」機能を追加している。
AudioEngine活用イメージ(出典:NEC)
ノートPCの位置づけイメージ(出典:NEC)
デスクトップPCは5種類
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デスクトップPC「Mate」シリーズからは、ディスプレイの背面にPCを装着できるスモールモデルとして「タイプMC」を用意。
スリムタワーモデルとしては、vPro対応可能な「タイプME」、グラフィックアクセラレーターボード「Radeon 520」を選択できる「MB」、「MA」の3種類と、SOHO/中小企業向けの「Mate J」専用モデルとなる「ML」を展開する。
発表したラインアップ一覧(出典:NEC)
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