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OS、プログラミング言語、ソフトを選ばない、マイクロソフトのコードエディター「Visual Studio Code」 - (page 2)

Liam Tung (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子

2021-02-16 06:30

 Liuson氏は「VS Codeの開発を始めた時、最もニーズの多い領域を目的地点にしようとしたために、このアプローチを選択した。われわれはVS CodeとTypeScriptの極めて緊密な統合を実現しており、VS CodeはTypeScriptの上に構築されている。しかしわれわれは、言語の拡張機能に大きく投資した」と述べた。

 「VS Codeを使用するPython開発者は200万人近くおり、C++開発者は優に100万人を超えている。さらにJavaでの利用も100万人に近づいている」(Liuson氏)

 Microsoftが2018年に買収したコード共有サイトのGitHubも、VS CodeやTypeScriptのほか、同社が前線に復帰させた「PowerToys」といった製品に関するオープンな開発プロセスを支える場となっている。

 Liuson氏はまた、ソフトウェア開発に向けたMicrosoftの「インナーソース」の取り組みについても語った。同社は2019年にインナーソースへの取り組みを強化し、最近もその取り組みがSolarWinds事件の背後にいるハッカーらによるソースコードへのアクセスという脅威を低減する要因になったと強調した。

 インナーソースという言葉を作り出したのはMicrosoftではない。その意味するところは、オープンソース開発のプラクティスを単一組織内での開発に適用するというものだ。GitHubと「GitHub Enterprise Server」は、非公開の環境下で組織内のコラボレーションを支援するという取り組みに適している。

 Liuson氏は「インナーソースは、プライベートな知的財産(IP)を保有しているが、コラボレーション目的で他のチームを企業内に招き入れるという意味だ。これがオープンソースとインナーソースの本質的な違いだ。今日の大企業では過剰と言えるほど多くのサイロが存在していることも多いものの、マイクロサービスアーキテクチャーにおける問題をデバッグする必要が時々発生する」と述べ、「ここが企業という文脈の中でオープンソースモデルの適切な権限での使用について考える時だ。私にとって、『SharePoint』や『Word』ドキュメント、『G Suite』でのコラボレーション方法はさほど違ったものではない」と続けた。

 Liuson氏は、VS Codeの「Live Share」という2017年にローンチされた機能が在宅勤務の増加によって「広く普及」している中、同社は人工知能(AI)を活用したコード補完機能である「IntelliCode」に大きく投資していると述べた。IntelliCodeはVS Codeの機能拡張であり、TypeScriptやJavaScript、Python、Java、C++、C#、Javaのコード補完機能を提供している。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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