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AWSが依然首位、「Microsoft Azure」と「Google Cloud」も成長--2020年Q4クラウドインフラ支出

Liam Tung (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2021-02-05 12:42

 Canalysが米国時間2月2日に発表したクラウドインフラ市場に関する報告書によると、2020年第4四半期に、「Amazon Web Services(AWS)」「Microsoft Azure」「Google Cloud」を含むクラウドインフラ支出は399億ドル(約4兆2000億円)に達し、前年同期比で100億ドル(約1兆1000億円)増加した。

クラウド
提供:Getty Images/iStockphoto

 AWS、Microsoft Azure、Google Cloudが、世界のクラウドインフラサービス支出の59%を占めている。2020年通年のクラウド支出は1420億ドルで、2019年の1070億ドルから33%増となった。

 AWSは、2020年第4四半期の支出総額でシェア32%を獲得し、クラウドプロバイダーとして首位の座を維持している。前年同期の32.3%からわずかにシェアを縮小したものの、クラウド支出額は前年同期比で28%増加した。

 AWSとGoogleの親会社Alphabetは2日に、2020年第4四半期の決算を発表した。AWSの売上高は127億4000万ドルで、営業利益は35億6000万ドルだった。「Google Workplace(旧称G Suite)」を含むGoogle Cloudの売上高は38億3000万ドルで、営業損失12億4000万ドルを計上した。Microsoftは1月に第2四半期決算を発表しているが、Azureの内訳は明らかにしていない。

 Canalysによると、クラウド支出は2020年第4四半期、Google Cloudが58%増加した。Microsoft Azureは50%増だった。同四半期の市場シェアを見ると、AWSの32%に、Microsoftの20%、Google Cloudの7%が続く。2019年第4四半期は、AWSが32.4%、Microsoftが17.6%、Google Cloudが6%だった。

 新型コロナウイルスの感染拡大とそれに伴う移動制限により、ノートパソコン、「Zoom」や「Microsoft Teams」によるビデオ会議、クラウド支出など、さまざまなテクノロジー需要が急増している。

 Canalysによると、2020年第4四半期のクラウド支出は、「リモートワークやリモート学習、Eコマース、コンテンツのストリーミング、オンラインゲーム、コラボレーションを支える、クラウド需要が急増した」ことが後押しした。

 CanalysのリサーチアナリストBlake Murray氏は、デジタル化の率は加速しており、クラウドがけん引している。企業はビジネストランスフォーメーション向けの予算を出すことについてより自信を持つようになっている。

 「この年の初期に延期された大規模なプロジェクトの優先度が再度高まっている。アプリケーションのモダナイゼーション、SAPの移行、ワークプレース変革などがけん引している。リードしている業界は医療、金融サービス、製薬などだが、最も切迫している業界でも投資をクラウドに向け、新たな収益源を広げ、ビジネスモデルを多様化させている」

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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