RPAテクノロジーズとNTT東日本は、AI-OCR(人工知能を活用した光学文字認識)のサービスで協業し、新ブランド「BizRobo! OCR with AI inside」の提供を開始した。利用料金は、月額3万円から。RPAテクノロジーズが発表した。
BizRobo! OCR with AI insideは、AI insideの文字認識AIを活用し、ディープラーニングや住所データベースを用いた補正により、活字と手書き文字が混在している場合でも96.71%という読取精度(NTT東日本でのトライアル)を実現する。また、重なった文字やスキャン時に途切れてしまった文字なども、特別な設定をすることなく高精度に読み取ることができるという。
ブラウザベースの画面は操作が簡単で、専門スキルを持たないユーザーでも利用できるUI(ユーザーインターフェース)だとしている。また、スタッフによる遠隔サポートを受けられるため、問題が発生した際も迅速に解決できるという。
さらに、RPAツール「BizRobo!」も併せて活用することで、紙のデータ化からシステム投入までを自動化することが可能となり、人による作業時間を削減することができる。
OCRとRPA(ロボティックプロセスオートメーション)で実現する紙業務の自動化(出典:RPAテクノロジーズ)