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日本株展望

強気の米国株に全集中?--「長期金利の上昇」は下落のきっかけになるか

ZDNet Japan Staff

2021-02-19 11:54

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. 高値を更新する米国株式は長期金利上昇を軽視できるか
  2. 世界株式は2021年の業績を「大幅増益」と見込んでいる
  3. 米国市場の長期金利上昇は株価反落の契機なのか
  4. まだ弱い米国の雇用:低金利は長期化か

 これら4点について、楽天証券経済研究所チーフグローバルストラテジストの香川睦氏の見解を紹介する。

高値を更新する米国株式は長期金利上昇を軽視できるか

 内外市場では今週もリスク選好となった。日経平均株価は3万円の大台を回復したが、MSCI株価指数で比較すると、米国株式や外国株式は最高値を更新した(図表1)。

 米国市場では「音楽が鳴っているうちは、踊り続けなければならない」(As long as the music is playing, you've got to get up and dance)との言葉が知られている。サブプライム問題(信用度の低い個人向け住宅ローンの焦げ付き)が憂慮され始めた2007年当時のシティグループCEO(チャック・プリンス氏)の言葉とされる。

「株高はバブルか否か」が議論される今も、相場が強気であるうちは「先に降りるわけにはいかない」との心理が株高基調を支えている。

 一方、慎重な投資家は米国市場での長期金利上昇を警戒している。2020年春にスタートした「不景気(不況下)の株高」と呼ばれる流動性相場(金融相場)は、業績相場に移行する過渡期でいったん調整場面を迎える可能性がある。

 FRB(米連邦準備制度理事会)の政策姿勢変更を予感した市場金利上昇が株式市場に一時的調整を迫りやすい場面とも言える。市場金利の上昇は、資金調達コストの増加と同時に、実体経済での資金需要が増大することも意味する。

 これまでの景気刺激策では市場金利の上昇も限定的だったが、コロナ禍の落ち着きと追加刺激策の行方次第では神経質な相場展開も予想される。

<図表1:世界株高にいったんのスピード調整も>

出所:Bloombergより楽天証券経済研究所作成(2018年初~2021年2月17日)
出所:Bloombergより楽天証券経済研究所作成(2018年初~2021年2月17日)

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