検体検査などのヘルスケア分野を事業とするシスメックス(神戸市中央区、連結従業員数9231人)は、従業員体験管理クラウドサービス「Qualtrics EmployeeXM」を採用。従業員満足度向上のために数カ月かかっていた調査プロセスを数日に短縮したという。2月19日、提供するクアルトリクス(千代田区)が発表した。
キャリアの自己申告制度を全従業員に適用するシスメックスは、人材の開発、配置にあたり個々の社員へのヒアリングを毎年実施。2000年からは従業員満足度をはじめとする企業風土調査を2年ごとに実施しているという。
継続的に調査、考慮して中長期の人事施策を講じつつ、各部門に結果をフィードバック。各部門それぞれが改善に向けたPDCAサイクルを回す一方で、その全社的な管理が課題だったとしている。
EmployeeXMの導入で、設問の設計や結果の閲覧、結果の分析までの全工程の速度が向上していると説明。。キードライバー(主要因)分析機能を活用すれば、改善の必要がある優先領域を特定可能。エンゲージメントに相関が高い設問の特定、優先的に取り組む課題を可視化できるという。
2020年11月の約5000人を対象とした調査では、従来数カ月かけていたフィードバックまでのプロセスを数日に短縮。緊急事態宣言発令の影響などで在宅勤務をはじめとする働き方が大きく変化しているなかで、各部門へ結果を素早くフィードバックできたという。
調査結果を表示するダッシュボードの閲覧権限を各部門に付与し、各部門でも課題を多角的に分析。全社的に取り組む課題解決と並行したアクションプランを展開できるとしている。