NTTデータは、RPAツール「WinActor」とMicrosoft Teamsを連携させ、Teamsのチャットメッセージから申請業務やOfficeアプリケーションの操作をWinActorで自動化する実証実験を行うと発表した。
この実証は鹿島建設の社内業務を対象に行う。利用頻度や業務効率化の効果を測定する。日本マイクロソフトやニーズウェルも参加する。
この自動化ソリューションは、チャットでの会話形式で指示を送るとWinActorが自動でその指示を実行する。NTTデータではWinActorで自動化している業務のうち、約50の業務をTeamsと連携させることで、連携前と比較し利用率が約2倍向上し、90%以上のユーザーから利便性が向上したと回答を得ている。
ソリューション概要
同ソリューションにおける自動化のシナリオ例は、「Teamsでのチャット経由で社内システムと連携し有給休暇や残業の申請を行う」「Teamsでのチャットから検索キーワードを入力し、社内ポータルサイトやインターネットサイトから情報収集を行う」「Teamsでのチャットから指示し、稼働集計や報告資料作成などのOffice操作を行う」などがある。