Zoom、字幕の自動生成を無料アカウントでも可能に

David Priest (CNET News) 翻訳校正: 湯本牧子 吉武稔夫 (ガリレオ)

2021-02-26 10:56

 ビデオ会議サービスのZoomは2021年秋より、すべての無料アカウントを対象に、自動で字幕(クローズドキャプション)を表示する機能「自動トランスクリプト」を提供する。同社はブログ記事で、プラットフォームのアクセシビリティー(ユーザー補助機能)強化の一環としてこの対応について説明した。

Zoomの字幕機能
提供:Zoom

 全ユーザーへの提供に先立ち、ウェブサイト上のGoogleフォームから手動で申請したユーザーに同機能を提供するという。

 自動トランスクリプトはZoomの新機能ではないが、これまでは有料アカウントのユーザーしか利用できなかった。無料アカウントのユーザーは手作業で字幕を入力するか、他社のソフトウェアを使って会議の内容を文字に起こすことができる。

 新型コロナウイルスの世界的流行もあって、Zoomの利用はここ1年で爆発的に拡大している。自動トランスクリプトのほか、すでに実装されているキーボードのアクセシビリティー、通訳の画面のピン留めとスポットライティング、スクリーンリーダーのサポートなどのアクセシビリティー機能は、Zoomのリーチを拡大する助けになるだろう。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    セキュリティ担当者に贈る、従業員のリテラシーが測れる「情報セキュリティ理解度チェックテスト」

  2. クラウドコンピューティング

    生成 AI の真価を引き出すアプリケーション戦略--ユースケースから導くアプローチ

  3. セキュリティ

    サイバー攻撃の“大規模感染”、調査でみえた2024年の脅威動向と課題解決策

  4. セキュリティ

    IoTデバイスや重要インフラを標的としたサイバー攻撃が増加、2023年下半期グローバル脅威レポート

  5. セキュリティ

    従業員のセキュリティ教育の成功に役立つ「従業員教育ToDoリスト」10ステップ

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]