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日本株展望

米国株は長期金利上昇で弱気相場へ?--株価波乱でも冷静に

ZDNet Japan Staff

2021-03-05 11:30

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. 内外市場のセクター物色は「リフレトレード」を鮮明に
  2. 米国ブルーチップと東証大型株に見る「新春相場の勝ち組」
  3. 米国株式の強気相場の「賞味期限」は近いのか

 これら3点について、楽天証券経済研究所チーフグローバルストラテジストの香川睦氏の見解を紹介する。

内外市場のセクター物色は「リフレトレード」を鮮明に

 米国も日本も株式相場は波乱含みの展開となった。米国では製造業景況感が改善するなど経済正常化期待が進む中、長期金利上昇が株価反落につながった格好だ。

 FRB(米連邦準備制度理事会)が金融緩和の長期化を示唆し、債券市場のボラティリティーが低下して長期金利上昇が一服すれば、株式市場も落ち着きを取り戻すだろう。

 ただ、いったん急落した株式には、「自律反発→戻り売り→下値確認→押し目買い本格化→上値トライ」といった日柄調整が必要と思われ、目先の相場が神経質なもみ合いを余儀なくされる可能性もある。

 こうした中、市場内部では「リフレトレード」(景気や物価の回復を織り込む売買)と呼ばれるセクター物色の変化が鮮明となっている。

 図表1は、世界の機関投資家が注目しているMSCI指数の10大業種別株価指数をベースに米国と日本の年初来騰落率ランキング(降順)を示したものだ。

 アフターコロナ(コロナ禍の落ち着き)に伴う景気と需要の回復を先取りし、エネルギー、金融、資本財サービス、素材など景気敏感株を中心とするバリュー株(割安株)が優勢である一方、コロナ禍でも業績が堅調だったグロース株や金利敏感株(例:公益株)が劣勢となっている。

 こうした物色変化は「循環物色」とも呼ばれるローテーションで、株式相場の基調が「流動性(金融)相場」から「業績相場」への移行を目指す過渡期に見える。

<図表1:日米市場のセクター物色は「リフレトレード」>

*MSCI業種別株価指数(10大業種)ベースの年初来騰落率で比較
出所:Bloombergより楽天証券経済研究所作成(2021年3月3日)
*MSCI業種別株価指数(10大業種)ベースの年初来騰落率で比較
出所:Bloombergより楽天証券経済研究所作成(2021年3月3日)

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