国内129店舗を運営するSMBC日興証券(千代田区、単体従業員数9936人)は、営業に特化したウェブ会議システム「bellFace」と、個室型ワークスペース「ソロワークブース CocoDesk」を採用。3月8日から開設する無人対応窓口サービス「N-DESK」に活用するという。同日、SMBC日興証券などが発表した。

ブースと活用イメージ(出典:SMBC日興証券)
N-DESKは、映像を見ながら支店担当者と諸手続きや相談、取引できる、SMBC日興証券初の無人対応窓口サービス。三井住友銀行の戸塚支店と永山支店で施行運用し、設置拠点や取り扱い可能なサービスの拡充を検討していくという。
戸塚支店ではソロワークブース CocoDesk内、永山支店では既存の応接室内でbellFaceを活用。電話で取り扱い可能な金融商品売買の資産運用相談、取引などができるとしている。
bellFaceは、議事録作成や名刺交換などができる営業向けのウェブ会議システム。音声に電話回線、画面共有にインターネット回線を活用でき、インターネットが不調でも会話が途切れないと説明している。

電話を活用する場合の接続イメージ(出典:ベルフェイス)
ソロワークブース CocoDeskは、個室型ワークスペース「CocoDesk」にLANポートなどを追加したオフィス向けブース。周囲に気兼ねなくオンライン会議へ参加でき、業務に集中できる環境やセキュリティを確保できるとしている。

ソロワークブース CocoDeskの仕様(出典:富士ゼロックス)