チョコレートやアイスクリームなどを製造、販売するゴディバ ジャパン(ゴディバ、港区)は、動画でやり取りできるウェブ接客サービス「LiveCall」の導入を拡大。
顧客が来店せずとも詳しい説明をしながら接客できるという。3月11日、開発するスピンシェル(文京区)が発表した。
ゴディバは、店舗スタッフによるマンツーマンの買い物サポートが自宅で受けられるウェブ接客サービス「ゴディバ・リモートショッピング」を2月から開始。LiveCallを活用し、18店舗で展開している。
PCやスマートフォンへ専用アプリをダウンロードせず、店舗スタッフが直接店内を回りながら商品を紹介。利用者の希望や悩みなどを直接聞きながら、一人ひとりに合ったゴディバ商品を提案可能で、実店舗同様の接客体験を提供できるという。
利用客からも好評で、3月26日から対応店舗を30店舗に拡大すると説明している。

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LiveCallは、ChromeやSafariといったブラウザで活用できる、消費者向け取引(BtoC)に特化したウェブ通話システム。
ウェブサイトへ設置したリンクからワンクリックで通話を開始でき、対応オペレーターの空き状況表示、予約カレンダーといったさまざまな画面を活用可能。シームレスな導線を設計できるという。

表示画面イメージ(出典:スピンシェル)

スマートフォン向けにもさまざまな画面を用意(出典:スピンシェル)
税別参考価格は、プラットフォーム基本料金が月額2万円、初期費用が8万円。オペ-レーターコンソールとして1IDごとに月額1万5000円。その他管理者コンソールや予約機能、録画や録音はオプションとして提供する。