前者について同社 Sansan事業部 事業企画部 Sales Enablementグループ 小南秀憲氏は「入社年齢にあわせて営業担当者に必要なコンテンツを、MyTrailheadから自動的に割り当てる体制作り」、後者についても「(コロナ禍に伴う)リモートワークで(成績のよい営業パーソンへ)簡単に声をかけることが難しい。そこで自ら情報発信してもらい、営業成績を高めるサイクルを作りたい」と説明した。
Sansan Sansan事業部 事業企画部 Sales Enablementグループ 小南秀憲氏
同社は営業組織を強化、改善するための取り組みとして、「戦略・プロダクト理解力」「コンテンツ制作力」「データ分析力」の3つがDX人材要件として重要だと語る。その理由として小南氏は以下のように説明した。
「(戦略・プロダクト理解力は)どのタイミングで学習が必要なのか、というメッセージを込めたコンテンツを提供することが大事だ。(受講者は)モチベーションの向上や学習活動の定着などに影響を及ぼす。(コンテンツ制作力は)DXが進化しても技術情報を適切に伝える能力が必要。(データ分析力は)定量的なデータにアンテナを張り、分析課題を見つけながら解決するためのコンテンツを制作する」