Googleがウェブブラウザー「Google Chrome」の通常版のリリースサイクルを4週間ごとへと短縮すると発表して以来、多くの人々が「Chromium」ベースの「Microsoft Edge」ブラウザーについてはどうなるのかという疑問を抱いていたはずだ。そして米国時間3月12日、その答えが明らかになった。MicrosoftはEdgeの「Canary」「Dev」「Beta」「Stable」というチャネルに加えて、「Extended Stable」チャネルを選択肢として追加すると発表した。
同社は現在のところ、メインストリームユーザーに対しておよそ6週間ごとにStableチャネルで新たなアップデートを提供している。この頻度は近いうちにおよそ4週間ごとへと短縮される。また同社は、8週間ごとにアップデートを提供する「Extended Stable」チャネルを追加する。これにより、Extended Stableチャネルを選択していないすべてのユーザーはデフォルトで、4週間ごとにアップデートを受け取るようになる。
新たなチャネルの追加は、法人ユーザーにより管理しやすいペースでアップデートを提供することを目的としている。Extended Stableチャネルのリリース間に発生した重要性の高いフィックスは、隔週リリースのセキュリティアップデートとして配信されるが、その他の機能アップデートやフィックスは8週間ごとに提供される。
リリースサイクルの変更は「Microsoft Edge 94」で開始される予定となっている。Edge 94のStableチャネルに向けたリリースは2021年9月23日の週になる見込みだ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。