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日本株展望

NYダウが最高値、FRBは2023年までゼロ金利示唆--ハト派スタンス変わらず

ZDNet Japan Staff

2021-03-18 09:06

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. FOMC結果発表、2023年までゼロ金利予想。NYダウ最高値
  2. ドットチャート、パウエル議長会見ともハト派
  3. 今後の注目点

 これら3点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

FOMC結果発表、2023年までゼロ金利予想。NYダウ最高値

 3月17日(日本時間では3月18日午前3時)、米国の金融政策を決めるFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果が発表された。FRB(米連邦準備制度理事会)は、経済成長見通しを上方修正したものの、金融政策の変更を行わなかった。

 つまり、FF(フェデラルファンド)金利の誘導水準を、0.00~0.25%(実質ゼロ金利)で維持したことになる。

米政策金利(FF金利)の推移:2000年12月~2021年3月(17日)

出所:ブルームバーグのデータから楽天証券経済研究所が作成
出所:ブルームバーグのデータから楽天証券経済研究所が作成

 「政策変更なし」は、事前予想通り当たり前のことで、市場に何の影響もない。市場が注目していたのは先行きのガイダンスだ。

 米景気の回復期待が強まり、米長期金利(10年国債利回り)が1.6%まで上昇する中でいつまでゼロ金利を維持できるのか、FOMCメンバー17人(金融政策決定に投票権を持つ17人)の「腹の内」を読み取るのが重要だった。

米FF金利と長期金利、NYダウ推移:2004年1月~2021年3月(17日)

出所:ブルームバーグのデータから楽天証券経済研究所が作成
出所:ブルームバーグのデータから楽天証券経済研究所が作成

 17人の腹の内を読むのに重要とみなされるものが2つある。1つはドットチャート(FOMCメンバー17人による政策金利の先行き予測)、もう1つはパウエルFRB議長の記者会見になる。

 ドットチャートでは、2022年と2023年に利上げを予測する人数が増えたものの、予測中央値で「2023年まで利上げなし」の見通しが維持された。

 米景気が年後半に過熱する見通しも出る中、「2023年に利上げあり」の見通しが示されるとの見方もあっただけに、予想以上にハト派のドットチャートが株式市場に安心感を与えた。

 パウエルFRB議長の会見は、事前予想通りハト派色(金融緩和の縮小に否定的)を再確認する内容だった。

 FRBのハト派スタンス維持が再確認されたことを受け、17日のNYダウは前日比189ドル高の3万3015ドルと史上最高値を更新した。

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