筆者は文筆業を生業にしているので、使用するすべてのキーボードとかなり特別な関係を築いている。定期的に掃除をしており、強く求められている愛情を与えるべきタイミングや交換すべきタイミングを見落とすことはない。
幸い、筆者はキーボードを大切に扱っているので、交換が必要になることはめったにない。キーボードを清潔に保ち、過度に攻撃的なタイピングで酷使しないように気をつけているが、そうでない人もいるはずだ。平均的なユーザーはキーボードを酷使しており、頻繁に使用するキーボードを交換すべきタイミングも理解していない。
新しいキーボードを入手すべきタイミングを見極めるには、どうすればいいのだろうか。その質問の答えはおそらく意外なものではないはずだが、買い替えを決断するのに、誰かに背中を押してもらいたい人もいるかもしれない。本記事では、頼りにしているキーボードを交換すべきタイミングを見極められるように、最善のアドバイスをお伝えする。
筆者のアドバイスは、以下の質問で構成されている。
- キーキャップが壊れているか。
- 動作しない、または特定の方法で押さないと動作しないキーがあるか。
- 誤ってキーに液体をこぼしてしまったことがあり、キーが元の位置に戻ってこなくなっているか。
- キーの間に髪の毛やパンくず、そのほかの不快なゴミが混入しているか。
- ここまでの質問のどれかに「はい」と答えたか。
- 「はい」と答えた人は、それらのキーを外して、キーボードに必要な掃除を施し、壊れたキーを交換するつもりはあるか。
最後の質問に「いいえ」と答えた人は、その古くて不快なキーボードを交換すべきだ。
一方、多少のメンテナンス作業をいとわない人は、お気に入りのキーボードの寿命をかなり延ばせる可能性が高い。メンテナンス作業をやりたくない人がいることも理解できる。キーボードは、ユーザーが死ぬまで機能し続けるべきなのだろうか。もちろん、そんなことはない。キーキャップとキーの両方を簡単に交換できるキーボードを別にすれば、キーボードの寿命は約2年である。
結局のところ、ユーザーは毎日、キーをたたいて文字を入力する。キーボード内の細かいスペースには、大量のゴミが蓄積していく。キーボードをメンテナンスする手間をかけたくないのなら、2年ごとの交換が必要になるだろう。
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この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。