NTTドコモは、フィッシング詐欺対策として5月中旬以降に、申し込みのあった企業や組織の公式アカウントから発信される「ドコモメール」ユーザー向けのメールにチェックマークを表示すると発表した。費用は無料で、企業や団体に導入を呼び掛けている。
チェックマークは、ドコモメールのアプリやブラウザー画面に緑色の「レ」で表示され、ユーザーが一目で公式アカウントからのメールであることを確認できるようにする。表示対象はNTTドコモに申し込み、送信ドメイン認証技術の1つとなるSPF(Sender Policy Framework)を使って配信される企業や組織の公式アカウントのメール。SMBCグループ、佐川急便、日本郵政グループ、三菱UFJ銀行、LINE、楽天が導入を決定している。
企業や組織からの申し込みは、NTTドコモの法人向けサイトで受け付けており、審査などを経て利用開始には最短1カ月程度で要するという。
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