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日本株展望

バリュー株の逆襲と「NT倍率」急落、いつまで?--米国株が悩む「高圧経済」

ZDNet Japan Staff

2021-03-26 11:54

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. NT倍率の急落は相場調整の最終局面となるか
  2. 割安株のリベンジが「TOPIXの相対的堅調」をけん引
  3. 市場が向き合う米政府と金融当局の「高圧経済」
  4. 米中対立が激化:財政も米国のリスクになるか?

 これら4点について、楽天証券経済研究所チーフグローバルストラテジストの香川睦氏の見解を紹介する。

NT倍率の急落は相場調整の最終局面となるか

 日米市場ともに主要株価指数は上値の重い動きとなっている。警戒されていた米長期金利に上昇一服感が見られる一方、米国市場では「米中対立の激化」が懸念材料に。東京市場では新型コロナ感染の再拡大が懸念された。

 日経平均株価は、3月8日(2万8743円)以来となる2万9000円割れとなり、年初来高値(3万467円)からの調整底だった水準を割り込んだことでダブルトップ(2番天井)形成も警戒された。

 年度末(3月末)に向けた機関投資家によるリバランス(ポートフォリオ調整)の売りが出やすい需給要因の影響もある。

 こうしたなか、3月は「NT倍率」(日経平均÷TOPIX)の急落が注目された。図表1は、最近約3年におけるNT倍率と200日移動平均線の推移を示したものだ。

 米国市場のリフレ期待と長期金利上昇を契機にしたグロース株(成長株)調整の影響を受け、値がさ成長株のウエイトが高い日経平均が相対的に下落している。

 日本銀行が19日の金融政策決定会合で公表したETF(上場投資信託)買い方針で「日経平均型ETF」を買い入れ対象から外し、「TOPIX型ETF」に集中することも影響。黒田日銀総裁は「日経平均型の買い入れ除外は、個別銘柄に偏った影響をなくすためだ」と説明した。

 ただ、NT倍率は昨秋以降過度に上昇し過ぎていた反動調整(200日移動平均線水準に下落した)を消化したようにも見える。

<図表1:NT倍率は「日経平均の劣勢」と「TOPIXの優勢」を示す>

出所:Bloombergより楽天証券経済研究所作成(2018年初~2021年3月25日)
出所:Bloombergより楽天証券経済研究所作成(2018年初~2021年3月25日)

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