東芝、東芝デジタルソリューションズ(TDSL)とSAPジャパンは、東芝グループの次期基幹システムの構築および稼働後の活用を最大化するために「戦略パートナーシッププログラム」を締結した。
締結した戦略パートナーシッププログラムは、以下の4つのサービスにより構成される。
- Strategic Program Management Office(Strategic PMO):東芝のデジタル変革の成功に寄与するための戦略プログラム管理サービス
- Professional Service:東芝社内にデジタル変革のエキスパートを育成するためのサービス。次の2つの要素も活用する
・Preferred Card:SAPエデュケーションサービス利用における優遇契約
・SAP Learning Hub:SAPエキスパートを育成するためのトレーニングツール - Innovation Business Solution Organization(IBSO):重要固有機能の実装と協働イノベーションの醸成を支援するサービス
- SAP MaxAttention:プロジェクトの確実な成功を支援するサービス
今回締結したプログラムは、東芝グループの次期基幹システムの構築および稼動後の活用を最大化することを目的にしている。
2019年11月に東芝が採用した「SAP S/4HANA」をはじめ、「SAP Analytics Cloud」「SAP Ariba」などのソリューションを東芝グループに導入していき、東芝グループのデジタル変革を推進する。またTDSLとSAPジャパンは、SAPソリューションの外販ビジネスにおいて協業していく。