会計ソフトの導入では経営者の5割弱が検討しない――。クラウド型会計ソフトを提供するマネーフォワード(港区)が、従業員数30人以下の全国の中小企業経営者を対象にした調査で明らかにしている。3月9~11日に調査、有効回答者数は1100人。
中小企業経営者が会計ソフトを導入するきっかけをきくと、「税理士、知人におすすめされた」が27.6%、「会社を設立した」が27.4%。約半数がどちらかの理由で導入しているという。
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活用中の会計ソフト導入時に比較したかでは、半数近くが「全く比較しなかった」と回答。機能の概要、詳細などを比較したとの回答は4割弱だったという。中でも、「複数サービスを試した上で詳細まで比較した」は8.3%だったとしている。
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導入の決め手は「料金が安かったから」が最多の34%で、「税理士に良いとおすすめされたから」が29.8%、「機能が一番充実していたから」が26.5%と続いたという。税理士の推薦がそのまま採用につながるケースが多いと推察している。
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