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福井信用金庫、文字起こし支援アプリを導入--議事録作成時間を半減

大場みのり (編集部)

2021-04-06 17:30

 福井信用金庫は、人工知能(AI)音声認識技術を活用したスタンドアローン型文字起こし支援アプリケーション「AmiVoice ScribeAssist」を導入した。同サービスを開発/提供するアドバンスト・メディアが4月6日に発表した。

 これまで福井信用金庫では、ICレコーダーで録音した音声データを人力で書き起こし、会議時間の何倍もの時間をかけて議事録を作成していた。長時間の会議の場合、その作成期間は2~3日に及んでいた。

 特に、役員会などの重要な会議の場合、決定に至るまでの協議内容を正確に記録し、関係者へ素早く議事録を送る必要がある。議事録の作成には正確さと速さの両立が求められ、担当者の負荷が課題となっていた。

 同サービスは、会議中の発言がAI音声認識技術でリアルタイムにテキスト化されるため、担当者は少し修正するだけで議事録が完成するようになったという。一字一句書き起こしていた会議の議事録作成時間は約半分になり、要点のみを記録する議事録においても、正確さと速さが向上した。

 また、これまで議事録を作成していなかった小規模な会議などの記録にも同サービスが活用され、備忘録の作成につながっている。以前よりも詳細かつ頻繁な情報共有が可能になったことで、業務の質が向上したという。

 併せて同社は、超指向性小型スタンドマイク「AmiVoice Front ST01」、マイク集約デバイス「AmiVoice Front HUB01」を導入した。音声認識に適したクリアな集音ができるため、高精度な自動文字起こしを実現しているという。

 アドバンスト・メディアは、コロナ禍で普及したオンライン会議と音声認識技術の相性がいいことや、議事録作成業務の効率化に効果があることなどから、近年急激に文字起こし支援アプリケーションの導入が増加していると説明する。

 同サービスはスタンドアローン型のため、情報漏えいのリスクが低いといい、機密情報などを扱う会議でも安心して利用できるとしている。2020年6月に発売され、2021年3月末時点でライセンス数は1200以上に上る。福井信用金庫での採用は、こうした実績と同サービスの利便性/コストパフォーマンスを評価したためだという。

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