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IIJ、海外収録公演のネット配信を支援--入国制限の中、テクノロジーで演奏届ける

大場みのり (編集部)

2021-04-12 07:00

 インターネットイニシアティブ(IIJ)は4月9日、クラシック音楽のイベント「東京・春・音楽祭2021」における公演の映像配信を技術面で支援すると発表した。3月19日~4月23日に開催される同イベントは、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(ベルリン・フィル)を含む4つの公演をドイツ国内で収録し、インターネット配信する。

 同イベントでは、来日公演が新型コロナウイルス感染症にまつわる入国制限で中止となり、来日予定だった奏者による3公演を現地のコンサートホールで収録し、有料ストリーミング配信で提供することになった。その配信においてIIJは、映像収録から伝送業務、CDN(Content Delivery Network:配信基盤)の提供まで、配信業務全般を支援する。

 提供の流れは、ドイツ・ベルリンのコンサートホールで映像/音声データをエンコードし、英国・ロンドンに拠点を置くIIJ Europeのサーバーにデジタル音源を転送する。デジタル音源は、IIJのバックボーンネットワークを活用して日本に転送され、インターネットを経由して日本国内に配信される(図1)。

図1(出典:IIJ)
図1(出典:IIJ)

 加えて同イベントでは、4月17日に開催されるZubin Mehta氏指揮のベルリン・フィル演奏会の一部を、4K映像とハイレゾ音源(192kHz/24bit)で無料配信する。この取り組みにおいてもIIJは、現地にいる収録スタッフとの調整、映像データの変換、CDNの提供などを行い、視聴者への高品質なコンテンツ配信を支援する。ハイレゾ音源での配信では、電子楽器の製造/販売を行うコルグのインターネット動画配信システム「Live Extreme」を活用する。

 IIJは2016年から、ベルリン・フィルのメディア子会社Berlin Phil Media GmbHのストリーミングパートナーとして、ベルリン・フィルの演奏会配信サービス「デジタルコンサートホール」を支援している。両社は質の高い配信サービスを追及し、4K映像やハイレゾ音源によるライブ配信など、最新の配信技術を用いた実験を継続的に実施している。

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