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日本株展望

4月は日銀のETF買いなし--上がるも下がるも外国人次第の日本株に逆戻り

ZDNet Japan Staff

2021-04-14 10:15

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. 日銀は現水準では買わない?
  2. 日銀はステルステーパリングの達人
  3. 「上がるも下がるも外国人次第」の日本株市場に戻る

 これら3点について、楽天証券経済研究所 チーフ・ストラテジスト 窪田真之氏の見解を紹介する。

日銀は現水準では買わない?

 4月に入ってから、日銀の日本株ETF(上場投資信託)買いが全くない。3月31日に12億円買ったのが最後で、4月からは買いを止めている。3月19日の金融政策決定会合で政策変更した通り、現在の水準では日本株は買わない姿勢を明確にしていると考えられる。

日本銀行による日本株ETFの月間買入額:2015年1月~2021年4月(13日まで)

出所:日本銀行の発表データより作成
出所:日本銀行の発表データより作成

 3月19日に日銀は、以下の通り、ETF買い付け方針の変更を発表している。

  1. 「日本株ETFを年間6兆円買い入れする原則」を削除
  2. 必要に応じて「年間上限12兆円まで日本株ETFを買い入れる」方針は残す
  3. 日経平均連動型のETF買い付けはやめる。買う場合は、TOPIX連動型ETFにする

 日銀の発表は、「日経平均が高い水準の時は買わず、急落した時だけ買う」ことを明確にしたものと解釈される。実際、4月は全く買っていない。また、「日経平均だけを集中的に買い上げるのはやめて、東証一部全体を買う」とも表明している。

 4月に日銀のETF買いが全くないのは、この発表通り、「現水準では買わない、大きく下がった時だけ買う」姿勢を明確にしていると考えられる。

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