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調査

コロナ禍で小売業界におけるロボット導入が加速 - (page 2)

Greg Nichols (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子

2021-05-03 08:30

 パンデミック時期での導入を促す大きな推進力の1つとして、衛生面に対する意識が極度に高まったという点が挙げられる。このような意識の高まりを受け、店舗は清掃手順を強化した。こうした手順は、パンデミックが終わってもさほど変わることはないだろう。同調査では回答者の大半(72%)が、ワクチン接種の大々的な展開後も、店内の衛生基準に対する顧客の期待はほぼ変わらないだろうと答えている。また大手の小売業者ではほぼ同じ割合となる73%の回答者が、パンデミック中に発生した要因によって倉庫や流通センターでのロボティクス利用の重要性が高まったと答えている。

 安全かつ衛生的な環境を維持するというニーズは、データ駆動による洞察の実現に向けた自動化のメリットに対する認識が小売業者の間で高まるのと同じタイミングで生み出された。これこそ、Simbe RoboticsやBossa Novaといった企業が力を入れている営業上のポイントだ。こうした企業は在庫を自律的に調査し、在庫切れや、誤った場所に保管されている商品を見つけ出すだけでなく、顧客の購買傾向やマイクロトレンドといった、Amazonをトップクラスの小売企業に押し上げたデータを導き出すロボットを製造している。

 小売業界ではロボティクステクノロジーの利用が本格化してきている。その一方で、RetailWireは調査から「びっくりするほど」かつ「意外に大きな」新たな導入トレンドが加速しつつあることを見出したと述べている。

 調査レポートは、「これらは小売業界における新興テクノロジー導入の初期段階を示すような数値ではなく、大々的な普及の数年前に見られる数値だ」と記すとともに、「実際、ロボティクステクノロジーの店舗内への導入が進んでいくとともに、幅広いさまざまなメリットによって、店内の棚に並んでいる商品や、顧客の購入パターンについての粒度の細かいリアルタイムのデータを捕捉したり、価格付けや棚割表の整合性をモニタリングしたり、在庫切れを定期的にチェックするといった能力の将来的な成長が促進されるはずだ。小売業者はこうしたデータを手にすることで、行動に結びつけられる洞察を見出し、より賢明な決断を下し、店舗の生産性を高められるようになるだろう」と続けている。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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