ホテルなどを運営するプリンスホテル(豊島区、従業員数7928人)は、顔認証エンジン「NeoFace」を活用した「スマートホスピタリティ」サービスを導入。
顔認証でセルフチェックイン可能となり、対面接触やフロントでの滞留を軽減するという。4月21日、サービスを提供するNECが発表した。
ITや人工知能(AI)を活用した非接触型のサービスを提供するという次世代型ホテルブランド「プリンス スマート イン」の2号店として同日開業した「プリンス スマート イン 熱海」で活用する。
顔情報と宿泊に必要な情報をスマートフォンアプリ「Prince Smart Inn公式アプリ」に事前登録すれば、ホテルに設置した端末からチェックインできるという。ルームキーにもなると説明している。

チェックインイメージ(出典:NEC)
スマートホスピタリティサービスは、フロントでのチェックインやチェックアウト、ルームキーなどに顔認証を活用可能。
宿泊、売り上げといったシステムを総合的に提供するというホテル向け基幹業務システム「NEHOPS」と連携すれば、手荷物配送伝票の自動作成などもできるとしている。

スマートホスピタリティサービスのイメージ(出典:NEC)