富士通(連結従業員数12万9071人)は、名刺管理サービス「Sansan」を導入。
システムエンジニア、営業を中心とした国内グループ授業員約8万人の人脈を可視化、共有するとともに、グループ全体が多角的に活用できる顧客マスターを構築するという。4月22日、サービスを提供するSansan(渋谷区)が発表した。
コンタクト情報をデータとして蓄積しやすいオンライン名刺を積極的に活用しつつ、名刺情報をデジタル化。
顧客データの名寄せ、統合を自動化する「Sansan Data Hub」を活用してSalesforceと連携し、属性情報を付与した顧客マスターを構築。グループ内で共有するという。
多角的な分析に活用してマーケティング活動を高度化し、競争力向上を図るとしている。
Sansan Data Hubは、「Microsoft Azure Marketplace」「Salesforce AppExchange」などで公開、Sansanが提供する追加機能。提供価格は非公開。
名刺や帝国データバンク、登記情報などを活用して社内に散在するデータを集約、二重登録報などを修正するという。最新かつ正確な情報に自動更新し、データをクレンジングできると説明。情報はSansanとSalesforceのほか、「Marketo」「SATORI」などの連携できるマーケティングオートメーション(MA)ツールで読み込めるとしている。
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