NECは、国土交通省 関東地方整備局(関東地方整備局)に、モバイルPCなどでもCAD(コンピュータ支援設計)ソフトの利用が可能となるCADシンクライアントソリューション「CAD on VDIソリューション」を提供した。
同ソリューションは、関東地方整備局の本局に設置されたGPU(Graphics Processing Unit)搭載のシンクライアントシステム用サーバーと、同サーバー上に構築されたCADソフトで構成されており、同ソフトは仮想PC環境で利用することになる。これにより、将来的には同局の職員が在宅勤務や外出先での関係機関との協議などを行うことが可能になる。
関東地方整備局は4月、千葉県松戸市にインフラ分野のDX(デジタル変革)推進の未来を担う人材育成を行うため、「関東DX・i-Construction人材育成センター」を開所した。また埼玉県さいたま市に、インフラ分野のDX推進の交流拠点と情報発信拠点として、「関東DXルーム〜Open Innovation Space〜」も開所している。