必要に応じてアドバンスドパックを購入してCyber Protect Cloudの機能を拡張できる。用意されているアドバンスドパックは「Advanced Security」「Advanced Management」「Advanced Backup」「Advanced Disaster Recovery」の4種類をまずは市場に投入する。
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アドバンスドパックは、2021年度第2四半期(2021年7~9月)までに「Advanced Email Security」「Advanced File Sync and Share」、第3四半期(2021年10~12月)までに「Advanced Data Loss Prevention」、第4四半期(2022年1~3月)までに「Advanced Security+EDR」を順次提供する。
さらに第4四半期にはAdvanced Data Loss Prevention、Advanced Security+EDR、Advanced Security、Advanced Management、Advanced Backupの5つのアドバンスドパックをワンパッケージ化した「Advanced Protection」の提供も予定している。各アドバンスドパックは「機能を必要とするユーザーのみ導入」(伊藤氏)すればよい。
パートナー企業がCyber Protect Cloudを自社の製品やサービスに組み込み、ユーザー企業へ販売する際の価格はパートナーによって異なる。既存のクラウドバックアップ領域も併せて提供し、APIで連携して他の製品やサービスと連動といった使い方も可能だ。
具体的にはMicrosoft AzureやAmazon Web Servicesといったパブリッククラウドから、クラウドサービス自動化プラットフォームの「Resello」、ECプラットフォームの「AppDirect」などのブランド名が並ぶ。また、販売額の増加に応じた仕入れコスト低減プログラムも合わせて提供する。嘉規氏は「カスタマーサポートもしっかりと対応していく」とフリーミアムモデルの展開に自信を見せた。