コンカーは、オカモトホールディングスが業務効率化とペーパーレスを目的に、経費管理クラウド「Concur Expense」を導入したと発表した。
同サービスは、1月に関連会社4社を含む全5社の従業員約1200人を対象に導入された。年間で約1万4000時間の労働時間の削減効果を見込んでおり、電子帳簿保存法に即して運用することで領収書の電子化を進め、さらなるペーパーレス化を実現できるとしている。
同サービスの導入により、経費精算における申請者/承認者双方の作業時間削減につながるほか、モバイルアプリを活用することで、場所や時間を問わずに経費精算や承認作業を実施することが可能となる。
また、法人カードやQRコード決済アプリとデータ連携しているため、これらの決済手段を使うことで利用データが自動でConcur Expenseに連携され、申請時の手入力負荷を削減することができる。このデータは改ざんができないため、不正防止やガバナンス強化といった側面での効果も期待できる。