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サイバーセキュリティのProofpoint、プライベートエクイティThoma Bravoが買収へ--123億ドル

Asha Barbaschow (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2021-04-27 12:13

 サイバーセキュリティ企業Proofpointは米国時間4月26日、プライベートエクイティ企業Thoma Bravoが同社を買収することで合意したと発表した。Proofpointを約123億ドル(約1兆3000億円)と評価している。

セキュリティ
提供:Getty Images/iStockphoto

 Proofpointの株主は1株当たり176ドル(1万9000円)を現金で受け取る。23日のProofpointの終値に約34%上乗せした額に相当する。

 同社は声明で、「取引完了に伴い、Proofpointは世界中の人々や組織を保護する最も効果的なサイバーセキュリティおよびコンプライアンスのソリューションの提供を続けるための柔軟性とリソースを併せ持つ非公開企業になる」とコメントしている。

 「さらに、Thoma Bravoは世界で最も経験豊富で成功を収めているソフトウェア投資企業の1社であり、Proofpointは同社の運営能力、資本支援、深い専門知識からメリットを得られる」(同社)

 Thoma Bravoはテクノロジー市場に精通している。同社は既にQlik、Flexera、Riverbed、Blue Coat、Harracuda Networksなど、複数のテクノロジー企業を買収した実績を持つ。また、Sophos、Veracode、ConnectWise、Impervaなどを買収し、セキュリティ分野のブランド企業でポートフォリオを構築しているほか、自動車ソフトウェアのAutodataも買収している。

 Thoma Bravoは3月に、データ統合プラットフォームのTalendを24億ドル(約2600億円)で買収すると発表した。Talendは2016年に上場した。買収で長期的な成長に向けた体制が整い、市場戦略を実施するための資本とリソースが得られるとしていた。

 Proofpointは2020年、年間売上高が10億ドルを上回った。会長兼最高経営責任者(CEO)のGary Steele氏は、SaaSベースのサイバーセキュリティ、コンプライアンス企業として初めて達成するマイルストーンだと述べている。

 Steele氏は、「非公開会社として、当社はイノベーションへの投資を続け、リーダーとしての当社の地位を築き、脅威アクターより有利な状態を維持するための柔軟性を高め、一層迅速に動くことができる」としている。

 Proofpointの取締役会は、全員一致でこの買収契約を承認した。

 この契約には、2021年6月9日までの45日間、Proofpointがほかの買収案を募ることができる「ゴーショップ」期間が盛り込まれている。

 買収は、規制当局やProofpointの株主の承認などを経て、2021年第3四半期に完了する見通しだ。

 同社は引き続き、カリフォルニア州サニーベールに本社を置く。

 またProofpointは同日、第1位半期決算(1~3月期)を発表した。売上高は前年同期比15%増の2億8780万ドル、純損失は4530万円だった。GAAPベースの粗利益は2億1430万ドルで、前年の1億8080万ドルを上回った。GAAPベースでは2億3200万ドルとなった。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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