ZOZOマリン、「PayPay」に対応--キャッシュレス決済で精算時間を短縮

藤代格 (編集部)

2021-05-04 07:00

 千葉マリンスタジアム(千葉市美浜区)は、千葉ロッテマリーンズの本拠地として運営、管理する「ZOZOマリンスタジアム」に、キャッシュレス決済サービス「PayPay」を導入。5月3日から場内外店舗などで活用するという。4月30日、サービスを提供するPayPay(港区)が発表した。

 客席販売員(売り子)、当日のチケットやグッズ購入などを決済可能。消費者は現金不要で買い物できるため、現金の準備やお釣りを受け取る手間を削減できるという。販売側は現金の精算時間が短縮できるとしている。

 PayPayは、銀行などから電子マネーをチャージ、専用アプリなどでのQRコードやバーコードの読み取りで決済可能。オンラインサービスや公共料金の請求書払いも活用できるという。店舗情報などを地図上で閲覧できる「マイストア」といった機能もある。

 売り上げ管理などに活用する販売者向けアプリ「PayPay for Business」を提供しており、店舗情報やお知らせ、クーポンなどが配信可能。アクセス数などの解析データ閲覧もできるという。

 導入費用は無料。2020年4月1日以降に加盟した年商10億円以上の法人、もしくは2021年10月1日以降は一律で、決済システム利用料が必要。詳細な金額は開示していない。そのほか、入金金額1万円以上で都度入金の場合の入金手数料が税込105円。PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)を活用する場合は無料になるとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]