江戸川区役所は、ウェブサイト多言語化サービス「WellTranslation API」を活用。
挿入イメージ(出典:Welltool)
ウェブサイトの対応言語を従来の英語、中国語、韓国語の3カ国語から108カ国語に拡大し、区内に在留する外国人が使用するほぼ全ての言語をカバーするという。5月7日、サービスを提供するWelltool(中央区)が発表した。
APIタグの埋め込みで日本語のウェブサイトを自動的に翻訳可能。閲覧者の言語選択不要で、スマートフォンやPC、タブレットなどで日常的に使用する言語にあわせて瞬間的に表示できるという。
Twitterなどウェブサイト内の動的なページも翻訳可能。閲覧者は災害時や新型コロナウイルス感染症関連の情報などを瞬時、正確に読み取ることができるという。
言語ごとにサイトを管理する煩わしさと閲覧の際に言語を選択する手間を解消し、管理者、利用者双方の利便性を向上できるとしている。
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WellTranslation APIは、HTMLへの1本のAPIスクリプトタグの挿入でウェブサイトを多言語化可能。
自動翻訳したページそのものは、デザインを見ながら気づいたところを画面上で直接修正可能。辞書機能や画像の置換、動画の挿入などもできるとしている。
税別年額利用料金は7万2000円からとなるが、導入するウェブサイトによって都度見積もりが必要になるという。